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責任の取り方 [日本の政治、世界の政治]

東京電力の清水社長が20日原発事故の責任を取って辞めるとの報道
連結決算で1兆2473億円で過去最大の赤字、関連施設の売却で6000億目標、高額給与のカットで5000億目標。
世間の目もあり役員報酬はなし、高額の企業年金は言及なし(つまりもらう?)
次期社長は内部昇格で会長は収束するまで留まる。
これっていつも思うのですが、責任を取るというより現場から逃げているとしか思えません。
親方日の丸の隠蔽体質こそ変えなければなりません。

電力会社は潰れない国政と密接な独占企業という甘えがあったとしか思えません。
多くの天下り先や御用学者も同罪です。
ありえない事が起きる世の中。
馴れ合い体質を変えなければなりません。
電力は独占企業から市場競争原理も取り入れ、こうなりゃ膿を出し切ってほしいと思います。

放射能が飛散し、千葉県の茶畑まで汚染されています。
出荷を見合わせるように指示するのは良いのですが補償問題はどうなるのか?
結局、電力料金の値上げ、消費税の値上げで解決するしか方法がありません。
子ども手当てや高速道路の無償化が悪いと言っているわけではありませんが、金もないのに借金を増やせば増税が早まる事は分かっているのです。
目先の利益より、長期ビジョンがないところがもろさなのです。
年金問題とてワシらの生きているうちには問題が起きないだろうとジャブジャブ無駄使いをしてきました。
そりゃ制度がはじまってしばらくは支出がないので溜まる一方、金であふれていました。

人任せではなく、一人ひとりがしっかりと考え行動する日本に生まれ変わろうではありませんか!

多くの震災(人災)犠牲者の死を無駄にしてはなりません。
原子力を直ちに全廃は不可能ですが、今私たちができることは「節電」を心がける事。
今まで以上に電気に頼らない生活を心がけて徐々に廃止の方向にもっていくしかありません。
電気に頼る生活をしながら原子力反対は牛肉を食べながら牛を殺すなと言っているようなもの。
これでいいのかと考えさせられます。
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自治基本条例市民会議 [日本の政治、世界の政治]

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(茨木市(仮)自治基本条例市民検討会議の募集のお知らせ)
亀岡市では昨年議会基本条例が策定され議会の説明責任を果たす議会報告会等を行っているところですが、それとは別に自治基本条例を設置している自治体が増えてきました。
議員全てが亀岡市全体の森を見渡す市民の代表者であれば問題がないのですが、現実には次も当選するための地元要望に偏った質問になったり、政党の方針に沿った質問や「これは市民感覚からおかしいで」と思うことがあっても支持者や票を減らす可能性がある発言は控えてしまうのが実情です。
一番無難なのがいわゆる顔売りで、あちこちの集会やセレモニーに顔を出し、身なりも清潔にきちっとしていれば頑張っていると市民に思ってもらえるのでついついそちらのほうに力を入れてしまうのです。
「そんな議員いらんやないか!」と言われないように身近に目に見える活動をしなければと言う強い思いと危機感から議会基本条例が生まれました。
確かに議会のない日は遊んでいるのかと思われている市民もたくさんいると思います。
かくいう私も議員になる前はそう思っていました。
正直言いまして議員は年数や質問に関係なく定められた会議に出席をすれば定められた報酬がもらえます。
しかし、質問を考えたり、調査したり市民の相談にのったり自分の活動報告をして回ったり、地域の付き合いや冠婚葬祭、勉強会や視察・・・
つまり、やりかけたらきりがなく、次の当選を考えずになにもしなかったら時間的にいくらでも余裕があります。
自己管理ができなかったら先生先生と呼ばれて調子こいていたら落選後や辞職した後はボロボロの人間になってしまいます。

話を戻しますが、自治基本条例とは現在の社会を取り巻く環境の変化や地方分権の進行により、地方自治体の主体的な行政運営が強く求められるようになってきている反面、市民ニーズはますます多様化が進んでいます。
かゆいところに手が届かない従来型の行政が直接に対応するサービスだけでは補えない部分もできています。
まちづくりや公的な活動に対して、市民自らが主体となって公的サービスに関わり、自分たちの住むまちを自分たちでつくって行こうという市民と行政が協働したまちづくりを進める上でめざすべき将来像の設定や、相互の役割分担の考え方等を明らかにすることが求められ自治基本条例の策定の必要性が生まれました。
市民会議を通じて市長に条例提案をして行く活動がより市民感覚に近い市政運営がなされる可能性があるのです。

ただ、問題なのはメンバーが偏った団体の代表者や市の関係者や御用学者であれば意味が ありませんし、何でも要求ばかりすればかえって逆効果、財政状況や予算的な措置も考えなければなりません(ばらまき政策は結局市民負担にはねかえるのです)
ポイントはかゆいところに手が届く政策と最小の経費で最大の効果をあげられる提案ができれば意義があると思うのです。
茨木市のように無作為で抽選して選んでそれで決まれば普通に暮らす市民の声が反映されてよりよい身近な市政運営になろうかと思います。
報酬1日9000円・・・これなら集まるかも?

問題なのはあかんと言う人は多いのですが、ほな俺がやると実際手をあげる人の少ないこと・・・
多くの審議会も同じメンバーがぐるぐる回っているケースも結構あるように思います。
市政報告会も広報が足りないのかもしれませんが近隣の自治会を通して何百枚もビラまきしても10名そこそこの集まりしかないのは、堅苦しい話と思う先入観があるのか時間帯が悪いのか難しい問題です。
自治会の総会やptaの総会でも一般住民や、一般会員があまり参加しない状況と似ています。

みなさんはどう思いますか?
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亀岡市も震災ゴミ受け入れ意向 [日本の政治、世界の政治]

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新聞やテレビで震災ゴミの受け入れ問題で亀岡市も名乗りをあげました。
結構、亀岡市は他の自治体より多くの量の受け入れを表明しているので現場はどういう状況なのか少し気になり担当課に聞くことにしました。

環境省によりますと、岩手、宮城、福島の3県で倒壊家屋などの災害ゴミは2490万トンで、現地のゴミ処理場も被災したためゴミ処理の受け入れ意向を各都道府県に協力を要請したことが発端となりました。
ゴミの量は阪神大震災の約1.7倍だそうです。
府内では現在京都市、舞鶴市、亀岡市、伊根町、南丹市(府内郡衛生管理組合)が受け入れ意向を示しているそうです。

具体的な最大年間ゴミ受け入れ量(MAX)は
京都市 5万トン(生ゴミ・がれき等)
亀岡市 2100トン(家具等)
南丹市 1200トン(がれき等)
舞鶴市 120トン(家具等)
伊根町 100トン(大型ゴミ等)

他の自治体が慎重になる理由は放射能汚染を心配する住民の声や、市では決められず、住民との協議する時間が必要との声があるからで、多くの自治体は心情的には受け入れたいが風評被害や住民の声を気にしているようです。
実際議員である私も新聞やテレビによる報道で受け入れ意向を知ったわけで、市民に詳しい内容を説明せず決断して大丈夫なのか?
埋め立て処理場が受け入れにより計画年数が短くなることはないのか気になったのです。
中間集計で全国1724(2011年4月1日現在)の市町村のうち現在受け入れを示している団体は約300団体で、環境省は『安全を確認できたゴミしか処理を依頼しない、早期復興のため多くの自治体に協力を求めたい』としているそうですが原発問題での政府の対応を見ていますとメルトダウンの公表が遅れたり、コロコロと危険数値が上がる事や汚染水の垂れ流しの事後報告等を考えれば簡単には信用できないと思うのが国民感情ではないでしょうか。

この件について自治防災課に聞いてみました。
年間2100トンは最大受け入れ可能な量で一般可燃ゴミが1700トン、家具等の破砕ゴミが400トンで全て東別院町の桜塚クリーンセンターで処理されます。
京都府から事前に連絡があった後に運送業者から運ばれることになるようです。
まだ、受け入れは始まっていません。
ただ、経費についての詳細な事が分からないので今後費用負担について話し合う必要があります。
災害復興のために亀岡市から給水車等が派遣されましたが人件費は無償ボランティアですが、ガソリン代やタイヤ(スタッドレス)等の消耗品については負担金がおりたそうです。
ゴミ処理経費の燃料代や焼却に伴う埋め立てゴミを運搬したり廃棄する費用(大阪湾埋め立てフェニックス計画)についても事前に詰めた話をしなければなりません。

その後環境市民課にも話を伺い、全ての受け入れは可燃性のゴミで埋め立てゴミはないことを確認しました。
東別院大野にあるエコトピアのは平成19年より15年間の予定で、もし埋め立てゴミが増えて15年の期間が短縮となれば亀岡市にとっても大きな問題になります。
現在の所、ごみの減量化(リサイクル)がすすみ計画された埋め立てゴミの量より少なく推移しているそうです。
現在桜塚クリーンセンターの1日最大処理能力は1炉が3基あり16時間稼動で1炉あたり40tで120tだそうです。
連続運転させる方がダイオキシンの発生を抑制するという事がわかり、24時間稼動できるような許可が下り、現在は連続運転させているので1炉あたり最大60tの処理能力があります。
しかし、点検のため1炉を休ませて稼動するので結局能力的には120tという事になるそうです。
但し、最大能力を発揮させるためにはより多くの人員確保が必要となるそうです。
(ちなみに現在の亀岡市の1日平均処理は60~70tです)

私が心配しているのは環境省が大量のがれき処理を加速するため廃棄物処理法(登録された許可業者が責任を持って処理する)の規制緩和をし、地方自治体からがれきの収集や運搬、最終処分を委託された民間業者が、別の業者に再委託することが特例で認める方針を決めたそうです。
これにより、ややこしい手続きなしで処理がスムーズに行われる事になりそうですが、多くの民間処理業者をくぐることによりドサクサ紛れの不法投棄が心配になります。
東北地方のゴミが不法に亀岡市に捨てられる可能性は少ないと思いますが、阪神淡路大震災の折に亀岡市に多くのがれきが畑野町、西別院町に不法投棄され今でも問題になっています。

いずれにいたしましても私井上耕作も被災地の早期復興を願いゴミの受け入れには何ら反対する立場ではありませんが、費用負担はどうなっているのか、安全性について市民の理解の得られるように事後報告ではなく、しっかりと事前に市民に説明責任を果たすことが市の務めではないかと思います。
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浜岡原発、首相の要請全炉停止受諾 [日本の政治、世界の政治]

事件や事故が起きてから「え~っ」てことが多い毎日、原発問題もエコで安全だと言っていながら津波や地震は想定外と言ったり人命より企業の利益を優先させた結果手遅れの放射能漏れ、こんな事じゃミサイルぶち込まれてもどうしようと迷っているうちに着弾しそうです。
それに官僚天下り集団の原子力安全保安員と学者集団の原子力安全委員会との連携不足、この他にも原子力なんたらと言うわけのわからん天下り団体が何十も存在するのだとか・・・
危険な作業が出来るように被曝水準をどんどん上げる始末。
おまけにウソをついて求人募集し、原発近くで働かせ社会的弱者が犠牲になっています。
何千億(何兆)の建設費のかかる発電所建設は空港と同じく利権の温床なのかもしれません。
大体、地震列島に原子力発電は自らの体に地雷を埋めているようなもの、資源の少ない日本は国や府・市が助成金出して各家庭にソーラーパネルを義務付け、発電所の電力に頼らない生活を心がけするしかないのかもしれません。
浜岡原発の国の全炉停止命令は国民にとってはありがたい話ですが、企業にとって突然の停電とかはとんでもない事態を引き起こすことになるのです。
確かに太平洋に面し日本一危険な原発と言われています。
何かあれば首都圏直撃の大パニックになるのです。
法的な強制力はないものの中部電力は9日の臨時取締役会で受諾し、異例の速さの決定となりました。
再開は2~3年後で津波対策の防潮堤の設置を急ぐらしいです。
まさに、失政、死に体の管首相にとってリーダーシップを示す絶妙のタイミングでした。

要請を飲むことに対して中部電力が国に示した条件は
①津波対策が完了後、浜岡原発を再開する。
②浜岡原発の安全対策が国民に安心してもらうための措置であることを国が周知
③顧客や株主に負担をかけないよう原発停止に伴う追加費用軽減の措置
④電力供給バランスが崩れることへの支援
⑤原発の立地自治体への十分な説明や交付金、雇用など地域経済への配慮

要するに国の言うことを聞く代わりに停止に伴う費用や自治体への交付金や説明をちゃんとしてくれるならと言う条件です。
昨日、中部電力株価は費用負担と収益悪化を懸念して暴落しています。
いずれにしても近い将来、大増税として国民の負担が強いられることになるでしょう。
安全はタダではありません、多くの費用を伴うものです。
ただ一部の政治家や企業の利権に無駄な金が使われているとするならば不幸な事です。
日本ほど許認可が多い国はありません。
そのたびに経費が膨れ上がるのです。
それでも、トータルで考えれば世界の中でまだまだ日本は住みやすい国なのかもしれません。

一番良い方法は津波が来ても電源が止まっても安全な原子力発電です。
そんな原子力発電はないのかな~。
ヤフーの知恵蔵でつぶやきましたらこんな答えが返ってきました。
↓↓↓
まだ実験段階ですが
トリウム溶融塩を燃料として使う溶融塩原子炉ならもともと燃料が液体なので燃料溶融がなく
加熱した場合でも小さな栓が解けて燃料が原子炉から排出され
タンクに溜まり、無電源で停止するそうです

http://msr21.fc2web.com/safety.htm
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心の復興 [日本の政治、世界の政治]

東北地方の大震災で京都府も被災地の受け入れを積極的に行っています。
昨日、被災者の受け入れや仕事(緊急雇用対策)に携わる仕事をしている私の友人と話す機会がありました。
これが現場の声です。
さぞかし、落ち込んでいるとおもいきや意外にも被災された方の多くは目がキラキラと輝いているそうです。
心の復興は子供たちから始まっているのだと・・・
人間お金が全てではないという事を被災者から学んだと友人は言っていました。
毎日残業をしても一切残業代は請求していないそうです。
人に感謝される仕事に就いて友人もやりたかった仕事にめぐり合えたと生き生きとした目をしていました。
家や財産を失っても家族や子供がいれば家族の絆が強まり充実した生活をおくることができるそうです。
古い市営住宅を半年間は無償で提供しているそうです。
わずかな支援金を手にした家族は久しぶりに家族でおいしいものを食べに行き今まで食べ物がこんなにおいしいものとは思わなかったと涙を流して感謝されるそうです。
また、引きこもっていた子供が親のために働くと言えば親は気持ちが心から嬉しいそうです。
なんでもかんでも与えられた生活が幸せではありません。
塾や習い事、ゲームやインターネット・・・
子供をこどもらしくできない環境にしてしまっていたのかもしれません。
復興の鍵は子供が握っています。
子供が生き生きすれば元気になれるのです。

震災にあったこの子供たちが必ず未来の日本を元気にすると言っていました。
被災されていない市内に住む子供より目が輝いているそうです。
多くの家族はサバサバして頭の切り替えをし、もう心の復興は子供たちから始まっているのだと・・・
家族がそろっている被災者はほぼ元気で目が輝いているそうです。
お年寄りが被災された家族も子供が元気でいれば心の切り替えができているそうです。
ただ、大切な子供を亡くされた親はやはり簡単に頭の切り替えとは行かないそうです。
子供の力はすごいものがあります。
日本の将来はやはり子供たちの目が輝いている日本を創らねばならないのです。
老人問題も支えてゆくのは今の子供たちです。
習い事や携帯、インターネットのモノにあふれた豊かさと子供の心の豊かさは反比例しているような気がしてならないのです。
キーワードは感謝・絆だと思います。
些細な事や小さな幸せを感じるアンテナがあるかどうかなのです。
本来の子供らしさが取り戻せるような教育や、心のゆとりのある生活、家族の絆これがあれば必ず新しい日本に生まれ変われると確信しています。
みんなで力をあわせてがんばろうではありませんか?
かわいそうという気持ちが差別の始まりなのです。
普段通りに生活し、できないことに対しできる範囲の手を差し伸べるだけで良いのです。
これは全ての事に言えるのではないでしょうか。
他人事ではなく、一瞬でも同じ気持ちになる事が大切だと思うのです。
なぜなら、誰でもいつどうなるかわからない可能性は平等に持っているからです。
そう思えば少し気持ちが楽になりました。
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平成の大合併により地方議員も受難の時代 [日本の政治、世界の政治]

明治、昭和、平成と時代が変わる毎に大合併が行われてきました。
亀岡市も明治2年に伊勢の亀山と混同を避けるために亀岡と名前を変え、明治12年に南桑田郡、北桑田郡に分轄され京都府の管轄となりました。
桑田郡と言うのは昔、蚕の養殖が盛んで桑の木が多く生い茂っていた事に由来していると聞いています。
明治22年町村制施行に伴い、南桑田郡が1町17ヶ村となり、昭和30年1月に町村合併促進法により1郡1市の構想により1町15ヶ村を持って亀岡市が誕生しました。
当時の世帯数と人口は7628世帯、38307人だったそうです(市制のあらまし参照)

合併にはそれぞれに色々な理由がありますが、平成の大合併の主たる理由は市町村の財政悪化です。
市町村の借金を合併による効率化で、支出を減らすため国が財政上の特典付きの合併特例法を提示し合併により、市町村の行財政基盤の強化を図り、住民に身近な市町村が、より充実したサービスを提供し、住みやすいまちづくりを展開できるとし総務省が推進しました。
その結果、1999年に3232(670市、1994町、568村) あった市町村数は、2010年3月末で1727(783市、802町、192村)に減少しました。
合併特例債とは合併後の地域振興や旧地域間の格差是正などの名目で起債できる地方債のことで、合併年度及びこれに続く10カ年度に限り、その財源として借り入れることができる地方債の事です。
市町村建設計画に基づく事業のうち、特に必要と認められる事業に限り使うことができるとされ、事業費の95%に充当でき、元利償還の7割は交付税措置となるのです。
2005年度末までの合併特例法で制度化された合併旧法下のみの措置で、合併新法では廃止になりました。

合併後のメリットは特例債の他に広域的な街づくりにより行財政の効率化が図れる反面、デメリットとして広範囲のためきめ細かな住民の声が届きにくくなったり、旧地域の伝統や文化、歴史的な地名の喪失などがあげられます。
果たして良かったのか悪かったのか評価されるのはこれからだと思います。
地方議員も合併に伴い議員を辞職する人が増え、年金受給者が増大に反して支える議員数が大幅に減少し、一気に財政状況が悪化し、この6月1日をもって地方議会議員の年金制度を廃止することが閣議決定されました。
この件につきましてはまた後に詳しく述べたいと思います。
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選挙予想は外れました。 [日本の政治、世界の政治]

開票結果が出ました。
私が友人に話していた亀岡地区府議選(定数2)の予想はこうでした。
投票率は大震災の影響で悪い(おそらく40%割れ)
投票率が高くて浮動票が多ければ桂川氏有利、投票率が低ければ田中氏有利。

田中氏1万3千、桂川氏1万2千、共産原田氏4千前後、民主またの氏3千前後ではないかと言ってました。
所がふたを開けてみますと
投票率は46,12%(前回は約48%)有効票33808票
京都府下全体でも亀岡でも前回に比べて少し悪かったようですが、思ったほど悪くありませんでした。
傾向としては期日前投票が増えてきているようです。

当 田中ひでお 19753
 桂川たかひろ 7355
  原田ていぞう 4095
  またの健二 2605

まず、予想より投票率が高かったのと田中氏と桂川氏は拮抗するのでは?
と私は予想していましたが蓋を開ければ田中氏がダントツでした。
まさかダブルスコア以上だったとは驚きました(公明票は田中氏に流れたのか?)
田中氏優勢の声は聞いていましたが、1万票以上の大差を予想したものは私の周りでもいませんでした。
共産、民主はほぼ予想通りでした。
この勢いだとひょっとして田中氏、衆議院解散総選挙になれば自民に復党して国政に返り咲くのか?
目が離せません。
田中氏の力恐るべしです。
亀岡はまだまだ村型選挙であることを確信しました。
しかし、東京都知事選も開票した瞬間に現職の石原当選確実なんてのも面白くありませんね。
高齢でしかも原発推進派ですが圧倒的な強さでした。
やはり未曾有の大災害が起こり、力強いリーダーシップが求められているのだと思います。
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決起集会 [日本の政治、世界の政治]

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統一地方選もいよいよ終盤を迎えました。
10日の投開票日で第三コーナーを回った所です。
個人演説会では盛り上がっていないと聞いていましたが決起集会となれば別です。
最後の勢いを見せなければなりません。
私は特定政党や団体の推薦を受けていない候補者なので選挙戦に駆り出されることはありませんが、今回は集まりが悪いので来てもらえんやろか(議員としてではなく一市民として)と頼まれまして「どんな顔ぶれが来ているののかな?」と気軽な気持ちで聞きに行きました。
普段着でハンティング帽をかぶって変装して行きましたが、バレバレです。
私の場合の変装はひげを剃ってめがねをはずせばまずわかりませんが・・・

人の集まりが悪いなんて大嘘で駐車場は地下も上もいっぱいでした。
会場もこの通り満杯。
すっかり騙されました(笑)
こうして人集めするもんですね。
大丈夫でも厳しい厳しい言うたりしてね。
私なんぞ選挙の一番大切な時期の最終個人演説会で「おかげさまでなんとか落選候補の団子レースの危機から脱しました」なんてノー天気な発言をして事務長が「あと50票足りません」とあわてて訂正したほど選挙のど素人なのです。

別に危機から脱したという根拠は全くないのですが、たとえば「美味しくないかも知れませんがお口に合えば食べてください」と渡すのと「まー美味いので食べてください損させまへんで」と言わなければ失礼なのかなと言う感覚。
もっと危機感をあおらなければあかんのやね。
どちらかと言えば私は日本的な侘びさびの奥ゆかしい人間ではなくアメリカ的なオープンなタイプですので悪気はないのですが誤解されやすいタイプかも知れません。
そう言えば大丈夫作戦というのがありまして「あの人は大丈夫やから」と言ってほめ殺しをして蹴落とす場合もあるそうです。

ガレリア2階大広間には弁士の垂れ幕に8人の名前が・・・
「わー長引くやろな」と思いましたがしっかりと巻きが入りましてほぼ予定通りに終わりました。
一人5分の持ち時間でも8人いれば40分、いかに短い時間で相手を引き立たせるかが勝負です。
よく自分の演説会と勘違いしてしまうような応援弁士もいますので人の振り見て我がふり直せです。
それにしても立場が人を育てるのか素質があるのか恐山のイタコ状態、演説うまくなりました。

政治の世界は体力勝負、心が若くて元気な候補者を選びたいと思います。
「嘘つきは政治家の始まり」なんて言われんようによろしく頼みます。
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静かな府議選 [日本の政治、世界の政治]

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昨日から統一地方選が始まりました。
東北関東大震災でそれどころではない選挙区もたくさんあると思います。
戦後何不自由なく育って来ましたが、ひとつバランスが崩れると日本経済もガタガタです。
オイルショック、水俣病、湾岸戦争、阪神淡路大震災、リーマンショックと私も半世紀生きてきて色々激動の時代を見てきましたが、今回の大災害は一番衝撃がありました。
未曾有の大災害の上に原発汚染、まるで日本沈没の映画のような信じられない出来事が起きています。
ノストラダムスの大予言「1999年7の月に恐怖の大王が降って来る」を信じていたので、
やれやれこれで大丈夫と思っていましたが・・・
何でこんな話になってしまったのか?
そう府議選が始まりました。
候補者も4人なのと広範囲なのでサイレント選挙です。
選挙カーこそ通り過ぎるのを見たことがありますが、立ち止まって大声で演説している候補者の姿を街で見かけないのです。
と言うよりまったく盛り上がっていません。
投票率はかなり悪いと思います。
へたしたら40%割るかも?
各陣営も静かにあちこち演説会に力を入れているようです。
ちなみに選挙費用の予算は府議選で2600万円。
すべて府の支出金で賄われます。
7月にある農業委員会の選挙費用は900万円
こちらは一般財源です。
10月の市長選は3000万円、こちらも一般財源です。
選挙って結構お金のかかるものですね。

「誰がなっても一緒」「もう選挙せんでも決まっているみたいなもん」なんていう人もいるかもしれませんが、こんなややこしい世の中だからこそ大切な選挙です。
私は身近で頼みごとをしやすい候補者に投票しようと思っています。

4月10日が投開票、みなさん選挙に行きましょう!
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東日本大震災 [日本の政治、世界の政治]

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勝負ネクタイをして張り切っていましたが、11日の一般質問は時間の配分を間違い多くの質問を残したまま終わると言う不甲斐ない結果となりました。
以後教訓として限られた時間の中でもう少し質問項目を絞って余裕のある質問を心がけたいと思います。
やはり相手はプロ集団、相当勉強していないとうまくかわされますし、意地になって対決しようとすれば無意味な時間の経過となってしまいます。
走る前に準備運動をしすぎていざ本番に走れなかったみたいな気分です。
自己反省をし、次につなげたいと思います。
質問内容については後日インターネットで見られますが、また落ち着いたら書きたいと思います。
今は日本が大変な状態でそんな気持ちになれません。

一般質問が終わり、産業常任委員会が始まり付託された議案の審査をしている最中に地震が起こりました。
私は気がつかなかったのですが参加していた委員が『地震や』という声にゆれに気がついてしばらく会議を中断しました。
事務局からの情報を待っていますと震度2とのこと、あーこれくらいでよかった。
もし、大災害が起きれば災害復旧に使える緊急予算(自由に使える基金)が亀岡市には少ないのでひやひやしていましたが後の東北での震度を聞いてびっくり。
震度7、かなりの被害ではないかと心配でした。
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後に会議は再開されましたがテレビを見て驚きました。
国内観測史上最大のマグねチュード8.8と報道されました。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが今回はそれよりも広範囲でした。
死者と行方不明者は時間と共に増える一方です。
津波の恐ろしさを目の当たりにしました。
一瞬にして町や市が海水に飲み込まれて壊滅状態です。
自然災害の恐ろしさを思い知りました。
地震そのものより、津波の方が怖いのです。
火事より煙で一酸化炭素中毒になるほうが怖いのです。

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心配していた原子力発電所やコンビナートの爆発、まるで日本沈没の映画をみているような世紀末がこの世で起こるとは・・・
一刻を争う時に政府の判断が遅いと大変な事になるのです。
人命救助第一と二次災害の防止が急務です。
こうなりゃ面子もなにもありません。
やはり同盟国アメリカの援助はスケールが桁違いです。
与党野党云々より災害復旧に全力をあげ、子ども手当てより被災者の救出と復興に力を注いでもらいたいと思います。
歩けるだけでありがたいから生きてるだけでありがたいと思えるようになりました。
家や車はお金で買うことが出来ますが人の命はお金で買えません。
家族の安否を必死で探している主婦に対しインタビュー「今、どうしてほしいですか」
本当に腹が立ってきました。
「はやく見つかればいいですね」が答えではないのか!
また、家族で手をつないで逃げている最中に津波に飲み込まれて木の枝につかまって助かったご主人の話を聞いていると涙が出てきました。
極限になれば「生きているだけでいい」・・・そう思えるのかもしれません。
テレビを見ていますとイライラします。
原子力発電所が爆発して大量の放射能が流出しても「想定の範囲内」とはいかがなものか?
メディアの規制を感じます。
爆発させること自体が想定の範囲であってはならないのです。

せめてもの願いですが大災害をきっかけに政治の安定、世界平和につながってほしいと思います。
多くの人の死を無駄にしてはならないのです。
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