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心の復興 [日本の政治、世界の政治]

東北地方の大震災で京都府も被災地の受け入れを積極的に行っています。
昨日、被災者の受け入れや仕事(緊急雇用対策)に携わる仕事をしている私の友人と話す機会がありました。
これが現場の声です。
さぞかし、落ち込んでいるとおもいきや意外にも被災された方の多くは目がキラキラと輝いているそうです。
心の復興は子供たちから始まっているのだと・・・
人間お金が全てではないという事を被災者から学んだと友人は言っていました。
毎日残業をしても一切残業代は請求していないそうです。
人に感謝される仕事に就いて友人もやりたかった仕事にめぐり合えたと生き生きとした目をしていました。
家や財産を失っても家族や子供がいれば家族の絆が強まり充実した生活をおくることができるそうです。
古い市営住宅を半年間は無償で提供しているそうです。
わずかな支援金を手にした家族は久しぶりに家族でおいしいものを食べに行き今まで食べ物がこんなにおいしいものとは思わなかったと涙を流して感謝されるそうです。
また、引きこもっていた子供が親のために働くと言えば親は気持ちが心から嬉しいそうです。
なんでもかんでも与えられた生活が幸せではありません。
塾や習い事、ゲームやインターネット・・・
子供をこどもらしくできない環境にしてしまっていたのかもしれません。
復興の鍵は子供が握っています。
子供が生き生きすれば元気になれるのです。

震災にあったこの子供たちが必ず未来の日本を元気にすると言っていました。
被災されていない市内に住む子供より目が輝いているそうです。
多くの家族はサバサバして頭の切り替えをし、もう心の復興は子供たちから始まっているのだと・・・
家族がそろっている被災者はほぼ元気で目が輝いているそうです。
お年寄りが被災された家族も子供が元気でいれば心の切り替えができているそうです。
ただ、大切な子供を亡くされた親はやはり簡単に頭の切り替えとは行かないそうです。
子供の力はすごいものがあります。
日本の将来はやはり子供たちの目が輝いている日本を創らねばならないのです。
老人問題も支えてゆくのは今の子供たちです。
習い事や携帯、インターネットのモノにあふれた豊かさと子供の心の豊かさは反比例しているような気がしてならないのです。
キーワードは感謝・絆だと思います。
些細な事や小さな幸せを感じるアンテナがあるかどうかなのです。
本来の子供らしさが取り戻せるような教育や、心のゆとりのある生活、家族の絆これがあれば必ず新しい日本に生まれ変われると確信しています。
みんなで力をあわせてがんばろうではありませんか?
かわいそうという気持ちが差別の始まりなのです。
普段通りに生活し、できないことに対しできる範囲の手を差し伸べるだけで良いのです。
これは全ての事に言えるのではないでしょうか。
他人事ではなく、一瞬でも同じ気持ちになる事が大切だと思うのです。
なぜなら、誰でもいつどうなるかわからない可能性は平等に持っているからです。
そう思えば少し気持ちが楽になりました。
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