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まちづくりフォーラム [活動報告]

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24日、市役所市民ホールにて「まちづくりフォーラム」が開催されました。
基調講演は京都学園大学名誉教授(亀岡市都市計画審議会会長)の櫻井俊則氏より~今後の亀岡市のまちづくりの方向性について~講演がありました。
従来の形式的な流れを認めるだけの会議を変えたいとの思いで、現地視察やパワーポイント資料をプロジェクターで映す方式を会議で取り入れています。
今後のまちづくりのあり方は
◎高齢者が安心して暮らせるまちづくり
◎若い人の住めるまちづくり
◎駅周辺の賑わい創出(3大観光以外に神社・仏閣・史跡を活かす方法)
◎京阪神地区の交通網の整備(企業誘致)
◎農業の担い手育成や農業従事者を増やす
◎豊かな資源と景観(歩道の整備)
ネット社会で情報を簡単に得られるようになったが、顔と顔を合わせたコミュニケーションの大切であり、情報は待っているのではなくこちらから求めて得る努力も必要とのお話でした。
とかく私も含めて身近な話には関心を持ちますが大きな事にも自分の事として関心を持つ事が大切だと思います。
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質疑応答で農家の住宅可能要件の緩和についての具体策を質問しました。
市街化調整区域内での農業従事者(家族)については更地になってからも建物が建てられる緩和策も考慮されていますが、新規就農者等についても緩和すべきではないかと。
これについてはまだまだ議論の余地がありそうですが、担い手を増やすにはそういった抜本的な改革も必要かと思います。
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その後パワーポイントを使って亀岡市都市計画マスタープランの改訂原案について担当課長より説明がありました。
平成14年に策定された計画から10年が経過し、第4次総合計画(23年1月に策定)で人口フレーム等の大きな変更があり、現在の社会構造の変化に対応すべきプランの見直しが必要となりました。
原案の概要版については近日、市内全戸配布で配られ(Hp等でも公開)印刷された郵便葉書にて幅広く市民の意見を求め参考にするそうです。
どしどしご意見をお寄せください。
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コメント 4

King

前回のは突っ込みどころ満載でしたが、「バランスも良く綺麗にまとめた。」という所感です。都市計画の骨子みたいなものでしょうから、これはこれで90%はOKかと思います。保津川とJRの間の複合都市ゾーンというのがいまいちわかりませんが…。街区をいくつかに分割していく予定なんでしょうか?

気になった個所は、
≪交通体系≫
①旧市街地内の都市計画道路は、見直し検討となっていますが、今、新たな建造物を建てる場合に、セットバックされてるんでしたっけ??? 保留の阻害要因も1つ1つ教えていただきたいところですね。住民や景観問題の他に、歩行者の安全面、(車の)利便向上という課題もあるかと思います。

②P13の整備方針図の灰色点線と黒色点線の違いが不明。凡例に記載がなく…。
http://www.city.kameoka.kyoto.jp/toshikeikaku/sangyo/toshi/kekaku/documents/toshimp-kaiteigenanshiryou120209.pdf

まぁ、①、②はきになる程度の事ですが、

③P40の整備方針図の篠地区。
目についたのは、篠IC付近の工業系、流通系って何???、需要がない工業のために、山削るの??って目につきました…。けっこう大きな色が塗られてましたが…。もう、少し使い道ないですかね??? 近くに、住宅地を作ってますが、住宅地の近くに工場や流通拠点ってのは…。普通は住宅地としての付加価値がかなり落ちるんですが、なんでも作れば良いという考えなのか疑問です。ファミリー層の目からすると、工場や流通拠点に近いところは避けたいエリアですから。

やはり、一番気になるのは、自然の遊水機能であるIC付近の田畑や山、森を無くすという事。川を整備する事。牧田川から西川、保津峡入口への水量がかなり増える事は間違いないわけです。既にコンクリートの川を作ってますが、遊水機能をどこに持たせるのでしょうか??? 住宅地によくあるコンクリートの調整池だけで大丈夫なものでしょうか?

100年に1回起こる事は計画にしません…というよりは、水害に悩まされてきた町ですから。ダムができて洪水が減った上、河川改修で堤防かさ上げしたら大丈夫…で進んでいる事に私は疑問です。100年や200年の災害にも備えた計画をすべきです。保津川の河川改修工事をしても、園部川の改修工事も行われたりしていますし、保津川の開削もしていますが、水が増えれば、観光地である嵐山での洪水も想定されるわけです。複合都市ゾーンと色がつけられたところを、もっと議論すべきじゃないかと思います。

自然池のような調整池(昔、亀岡が湖だったように…)を作っていくだとか…。それは生態系を壊さないか…とか。どう共生するかに視点を置いた上、川上と川下でバランスの良い治水対策も入れてほしいところです。
by King (2012-03-27 01:40) 

kochan

了解いたしました。
確かに前回は突っ込みどころが満載で非常にわかりにくいものでしたが、今回概要版はコンパクトにまとめて文字も見やすくなりました。
かめまるくんもワンポイントで登場します(笑)
審議会でもっとわかりやすい内容で文字をでかくするようにと意見をした者として辛口のkingさんに90%OKのお墨付きを頂き光栄です。
今日の特別予算委員会でも大型スタジアム誘致場所が河川にほど近く大丈夫なのか、保津川水域に生息するアユモドキを初めとする(特別)天然記念物等の生態系はとの意見も出ていました。
来月早々にも全戸配布されますので実家で確認していただくか今度会うときにお渡しいたします。

貴重なご意見として担当課にコメント内容を伝えておきます。
by kochan (2012-03-27 04:49) 

King

素人見解のくせ、辛口であれこれすいません(笑)。

数年前に、先輩の実家(嵐山)が大雨で水に使ったという事を聞きました。水害に悩まされてきた町こそ川下地域への配慮もしてほしいと思っています。特に保津川へ流れる水量として影響があるのでは…と思ってます。

①園部川改修
http://www.pref.kyoto.jp/nantan/do-kikaku/1219130717789.html

②天神川の改修(園部)
http://www.pref.kyoto.jp/nantan/do-kikaku/1219128652651.html

③牧田川の河川改修
http://www.kyoto-kensetsutimes.co.jp/News/SearchNews/News_Old/Kyoto/kyoto2006-05-12-401.Html

④中部地区の圃場整備
http://www.kameokanews.co.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=256

これらによって、支川の流水量もかわるでしょうし、集中豪雨の時にすごい水量が増えるに違いないかと思います。保津川改修工事は、過去の水量データを元にして改修されておりますが、お得意の「想定外でした!」は許されませんので、今のうちに想定値の見直しをしていただきたいと思っています。
by King (2012-03-29 00:19) 

kochan

私もそれを少なからず心配しています。
貴重なご意見は早速担当課に報告しました。
亀岡も最近めったに水つきはなくなりましたが、数年前の集中豪雨で浸水しかけたことはあります。
日吉ダムの放流が大きな要素を占めていますが、ダムの貯水も限界がありますしね。
by kochan (2012-03-29 04:04) 

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