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第4回土地処理に関する調査特別委員会 [亀岡市議会]

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25日、全員協議会室で第4回亀岡市土地開発公社及び(財)亀岡市土地処理に関する調査特別委員会(かなり長い名前)が開かれました。
一つの大きな山場を迎えました。
この日、提出された資料は当該期間に該当する残高証明書、並びに手形貸付の返済利息計算書。
低金利の時代でも金額が大きくなれば利息の額も結構なものです。
この日は3名の土地処理に関する参考人の意見聴取が行われました。
まずはじめに元亀岡市土地開発公社常任理事兼(財)亀岡市住宅公社K常務理事より話を聴きました。
いまでこそ住宅公社はバブル崩壊後、返済に行き詰まり破産を申し立て悪者扱いですが、全く無駄な存在であったかと言えばそうではなくガレリア、病院、駅舎の建設やメディアスの建設等亀岡市の発展に寄与してきた事も事実です。

事前に告知された聴取内容は
①亀岡市土地開発公社及び(財)亀岡市住宅公社間の立ち処理について経過及び内容
②処理決定者及び当時の背景、思い
③処理後の報告状況

常任・常務理事の説明によれば
当時再起(借入金返済)をかけた3つの課題として
①並河メディアスの1,2階部分(大型スペース)の販売
②古世町西向林の飛び地の買取り(当初住宅開発に賭けていた)
③余部清水の事業計画の推進(幼稚園用地?)
M・S銀行より平成15年5月に5億円を借入て半年毎に利息のみを返還していたが平成17年度に行政指導が入り元本の返還(5億)を迫られた。
K銀行より借り入れの相談をしたが断られる。
H18年対応に困りJバンクに相談、住宅公社には貸付はできないが土地開発後者なら検討すると言われその後の土地取引については当時2つの公印を管理していた私が全て行なった。
処理後、報告し大変な事をしたと認識、迷惑をおかけしたと陳謝しました。
その後21年3月に両公社の理事を任期満了により辞職。

その後質疑応答があり、なぜ内部調査で発覚したのに理事を辞めずに済んだのか、登記申請はどのように行われたのか、公印管理についてどうであったのか、常識的に単独ではありえない等についての質問がありました。
私は5億円を借入れしてまで再起を図ろうとした動機の一つである古世町向林の開発を断念した理由を聞きましたが本件(余部清水の土地)と関係ないと却下されました。

その後S元土地開発公社理事長より同様に
①亀岡市土地開発公社及び(財)亀岡市土地開発公社間の土地処理についての事実の認知状況
●認知した時の内容、認知後の処理
●当該土地処理及び常任(常務)理事に対する思い
そしてH元土地開発公社理事長より同様に
上記①と公印の管理状況について事情説明を受けました。

今後の調査についての論点整理、及び調査事項は
①登記時期についての発言の食い違い
②Jバンクとのやりとり、司法書士とのどういう状況での処理であったのか
当初、委員長が外部のものを呼ぶのはいかがなものかとの意見を述べましたが「何のための調査特別委員会なんや」との声が多数であり場内は紛糾、「来る来ないの判断は別としてその方向で進めればどうか」との意見でまとまりました。
K銀行の貸さない→貸す判断はどうであったのか等の意見も出ましたが、K銀行は破産処理中であり、迷惑をかけた銀行に対して聴取はいかがなものかとの意見もあり、当時のJバンクの担当者、司法書士を招いて次回第5回調査特別委員会は2月上旬を目処に日程調整を図ることになりました。
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