産業建設常任委員会行政視察3日目

尾道で夜を迎えました。
食いしん坊な私は晩御飯を食べた後、尾道ラーメンが食べたくなりまた食べてしまいました。
せっかくのキャベツダイエットもリバウンドが怖いです。
ホテルの部屋で鏡に映った自分を撮影（どこまで自分が好きやねん）

9時過ぎに尾道市役所よりホテルに迎えに来ていただき、市役所に到着。

歓迎　亀岡市議会様と書かれていました。
ちょっぴり嬉しかったです。
尾道は倉敷とはまた違った趣があり、倉敷が洗練された都市景観の美しさとは対照的に尾道は庶民的などこか懐かしい情緒のある町のような印象を受けました。

議長様より歓迎のごあいさつの後、早速、尾道スローフードまちづくり事業についての説明を受けました。
スローフードとは世界的なファーストフードがローマ進出を機に、食の画一化や荒廃を懸念する市民によって1980年代後半にイタリアでおこった運動で、料理のみならず、自然から私たちの口に運ばれるまでの過程に思いをめぐらせ、食を通して様々な関連性や地域の様子を見つめなおし、次世代へ引き継ぐ取り組みです。
写真に写っているペットボトルは会議で出された｢尾道の水道水」です。
亀岡市も同じようなものを作っています。
私は「市販してコンビニとかで売っているのか？」と質問しましたが、答えは「備蓄用に作ったが賞味期限があるので会議等に使っています」との事。
失礼と言うよりもこの正直さが好きです。
亀岡市も同様で備蓄用に作ったアルミボトルの水道水を東北北関東大震災の被災地に寄付したと聞いています。

尾道は瀬戸内海で豊富な海の幸が獲れ、タコや鯛は広島県でNO.1です。

また農産物ではわけぎ、いちじく、ネーブル、レモンは全国１、他にもスイカ、ぶどう、もも、温州みかん、デコポン、はっさくなど果物の宝庫です。

尾道もNHK朝の連ドラ「てっぱん」で有名になりました。
どうやってテレビをひっぱってきたのか？
との議員より質問がありましたが、まったくの偶然でラッキーだったそうです。

事業推進の4つの柱は
①自然環境の保護
②地域食材の提供
③生産者の保護・育成
④食を通した教育の推進（食育）
尾道はうらやましいほど豊富な食材や観光資源があります。

質疑応答で活発な意見交換がありました。
私はスローフードの店の目印や大型の直売所（舞鶴とれとれ市場のようなもの）、漁師体験の後、新鮮な魚を食べる仕掛け作りを提案しました。
いま、まさにそう言う事を考えているそうです。
他所から訪れてこそ、その町の良さがわかるものです。
亀岡も他所から引っ越して来た人の方が、亀岡の良さや亀岡が発展するヒントをいただく事が結構あるのです。

（セーラー服が本当に良く似合う町です）

議場は意外にも狭く、昔の亀岡市役所を連想させます。

議場は亀岡市の方が立派ですが、建物より中身の問題です。
ここならコンパクトでマイクなしでも聞こえそうです。
尾道でも景観問題の取り組みがなされていました。

帰りの電車まで少し時間がありましたので市役所近くの「おのみち映画資料館」に立ち寄りました。

尾道ゆかりの映画の資料を展示。
亀岡市も映画クイールや時代劇のロケ地のスポットが豊富にあります。
撮影風景のパネル展示やロケ地マップを作り、観光の目玉にできないものか？
そして、観光客がレンタサイクルでロケ地巡りや町屋の散策とかできないものかと考えています。
午前中で視察は終わり、市バスで駅まで送っていただきました。
お忙しい中、親切に対応していただきました事務局、担当職員さん本当にありがとうございました。
この場をお借りいたしましてお礼を述べさせていただきます。

駅前通りはどことなく懐かしくレトロな感じです。
またぶらり一人旅で来て見たいと思いました。

新幹線と一口にいいましても色々な車両がありまして、私のイメージしていた新幹線はこのタイプで鼻が丸いイメージがあるのです。

近未来の乗り物を連想させるこの形はカッコイイですね。

私たちが乗車したのは頭がペリカンのようなフォルムでした。
のぞみ34号で帰路につきました。

お世話になりました各自治体やガイドのみなさん、本当にありがとうございました。

コメント 2

尾道行きたいです～。目的は・・・やはり食です。^^;
by ソニックマイヅル (2011-07-05 10:02) 

おいしいもん一杯あるでよ～！
by kochan (2011-07-05 22:20)