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産業建設常任委員会行政視察2日目① [亀岡市議会]

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真庭市ホテルよりジャンボタクシーに乗り、次の視察地である倉敷市に向かいました。
ホテルからか約1時間30分程度で到着。
倉敷は人口約47万人、名前の由来は江戸幕府の直轄地「天領」になり、その頃より備中米を出荷する蔵屋敷や商家が立ち並んでいたことにちなんで倉敷と呼ばれるようになったそうです。
白壁の町並みの美観地区や瀬戸大橋などの豊富な観光資源に恵まれた観光都市でもあります。
産業建設常任委員会では都市景観条例や独自の「おもてなしマイスター制度」を主な視察目的としています。
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美観地区は20年以上前に訪れたことがありますが、当時と変わらぬままでした。
この建物は有名な大原美術館です。
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通りに黒い日傘をさした後姿の女性が絵になったのでおもわずシャッターを切りました。
この女性の顔が見てみたい衝動にかられます。
そこがいいのです。
蔵のデザインと道の直線と人物といいベストショットです。
倉敷観光のポスターに「ぶらり倉敷一人旅」とかの文字を入れて使えそうです。
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この日もかなり蒸し暑い日でした。
おしゃれなコーヒーショップで水分補給をとり一休み。
このアイスコーヒーは量こそ少なかったですが、今まで味わったことのないような濃厚でコクのある味でした。
おかげで疲れも吹っ飛び気分もリフレッシュしました。
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倉敷を代表するこの景観は古い歴史を感じさせてくれます。
倉敷川はその昔、運河として利用され、港には蔵が建ち商業の中心となりました
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船から花嫁さんが下りてきました。
ものすごく情緒があり絵になったので思わずシャッターを切りました。
結婚式なのか?
と思いましたが、どうやら後で聞いたら観光用のデモンストレーションだったのだとか・・・
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おや?
少し離れた通りに内側に倒れたピザの斜塔みたいな電柱が気になりました。
現地の人に聞いてみましたら、家の真上に電線があれば電磁波の問題があり、わざと倒しているそうな。
「景観が悪いぞ!」と心配していましたらもうすでに地中化の準備も整い、現在見えている電柱からの線はケーブルテレビと電話回線用のみで、この秋には地中化され電柱も撤去されるとおっしゃっていました。
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赤レンガで有名な倉敷アイビースクエアで昼食をとりました。
歴史のある洋風の建造物は絵になるのです。
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昼食後、少し時間がありましたので美術館関係に詳しい藤本議員監修の元、写真の構図について教えてもらいました。
なるほど、室内の暗さとこの丸い窓が印象的でした。
頭がギリギリで欠けているのは上に非常口の看板があったためです。
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だんだん構図や露出を考え(といってもオートフォーカスのデジカメですが)面白い写真が撮れるようになりました。
この写真もつたのトンネルから見える青空が印象的です。
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何気ない路地も絵になるのです。
アクセントに何かが必要です。
この写真はワイン?ビール?の古い瓶と歴史をテーマに写しました。
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この写真は太くからまったつたの幹のたくましさと躍動感がアクセントです。
音楽も写真も芸術に共通しているのは自己表現力です。
表現力は大切な感性なのです、この感性を磨く事が町並み保存にも必要なことだと思います。
遊び心って実は大切なことなのです。
私なんぞ人生振り返ってみれば遊びから学ぶことが多かったような気がします。
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King

倉敷いいですね・・・。
日本のどこにいっても都会、郊外、農村同じような景色ばかりですが、時間を忘れてしまいそうな雰囲気がいいです。北九州の門司港レトロ、倉敷なんか、まったくゆかりがないのに、なぜか住みたい町。

ここに住めるのなら仕事やめて、何か違う事みつけよかな・・・と思わせるような街です。



by King (2011-07-05 02:25) 

kochan

結局、景観を守る、行政は黒子で民間主導といってもヨーロッパ文化に造詣のある文化水準の高い財閥が私財をなげうって守られてきた所がありますね。
でなければ倉敷もここまで景観が残っていません。
本当に日本はヨーロッパ諸国に比べて文化財や伝統芸能を守る意識や政治の世界は間違いなく後進国(私は後深刻と呼んでいますが)です。

倉敷はすっきりしていますが、個人的にはベタのごちゃごちゃした尾道が好きです。
そうですね、東京でたとえるなら倉敷が六本木なら尾道は葛飾区みたいな(笑)
ちなみに高円寺に住んでいた私は新宿のごちゃごちゃした路地裏散策が大好きでした。
by kochan (2011-07-05 03:46) 

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