こりゃ無茶や、民主もここから改革を！

　国会議員の特権意識は以前よりたびたび問題になっていますが、情報公開によりましになったとはいえまだまだ国民感情からかけ離れた事が行われています。
私も市議時代費用弁償という聞き慣れない出席手当てのようなものが支給されたり、審議会報酬として議員報酬とは別に支払われる手当てを疑問に思い他の改革派グループと連携して他の市町村に先駆けて議員提案により廃止になりました。
議員定数削減にしても、削減すると組織力のない私は真っ先に当選が危ない事は承知で削減に賛成しました。
なぜなら職員の手当ての廃止や見直しを訴えるものが自ら襟を正さねば自分だけええかっこしていると思われるのがしゃくなので身を切る思いで賛成したのです（案の定その2名削減の中に入ってしまいましたが）
ただ、定数削減により議員の質が向上するか否かについては未だに疑問を持っていますが。

　話しは元に戻りますが、衆議院議員で当選した議員の在任期間がたった2日にもかかわらず、歳費が満額支払われると聞いて怒りがこみ上げてきました。
歳費が月約130万、文書通信費100万（使途報告義務がない）つまりたった2日で230万が支払われると言うのです。
旅費、及び手当てに関する法律に日割り計算の制度がなく単純に考えれば日給130万などありえないのです。
しかも返納すれば寄付行為(選挙区内は禁止）に当たり、他府県に寄付した議員もいたそうです。
社会常識を逸脱したザル法は直ちに日割り計算にし使途報告を義務化（そのための秘書でしょ）にし、使途不明金や残額は返納する報酬規定の見直しを直ちに行うべきだと思います。

　官僚を改革する前に自らの襟を正すことが先決、選挙に金がかかるので仕方ないとの声があるかもしれませんがそのために政党助成金制度を作ったのではないのですか？
国民をバカにするのもええかげんにしてほしい、昔から議員を揶揄して『御輿は軽くてバーがよい』などと官僚に陰口を言われぬよう新しい日本丸の舵取りをしていただきますよう期待しています。
国民よ怒れ！