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噂の真相(黒く塗られた報告書) [教育関係]

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 某市内中学での自主練習に来ていた3年生の振りぬいたバットがクラブ対抗のマラソン大会の練習中の生徒の右目に当たった事故の重災害事故報告書の開示を10日情報コーナーで開示請求をした。
部分開示の決定がなされ、3月19日に被害者保護者と伴に担当者より説明を受けた。
私がここまで必要にこだわる理由は危機意識の欠如でこのまま放置すれば同様の問題がおこりうると感じたからだ。
 不慮の事故に対して個人を責めるつもりは全くないが、その後の学校の対応や本人による自宅で反省すべく待機中のプロフの書き込み(被害者を冒涜する内容)に対しては許しがたい問題ではあるが、当人同士が納得すれば私が口出しすべき問題ではないことは分かっている。
私がPTA連絡協議会会長として関われる問題は学校の安全対策といじめの問題の2点である。
なぜ1時間もの間タオルで冷やす応急手当のみで救急車を呼ばなかったのか、報告が遅れたことについては後に私の認識が甘かったという言葉を校長よりいただいた。

 校長は当日不在であったそうだが当時保健室には7人もの先生がいたにもかかわらず、救急車を呼ばなかった理由を聞けば
①頭と目の治療をあわせた病院を探していた(遠く離れた府立病院に行きますかと言われたらしい)
②こんなことくらいでなぜ病院に連れて行くのかという親もいる
③当日生徒がバイクに引っかかって倒れる事故があった
④先生がこの日は忙しかった(大切な書類を書く作業に教師が追われていた)
私の目から見れば言い訳のオンパレードだ。
総括すれば①は救急隊員が考える事で重災害事故に医師でもない教師が考えるべき事ではない。
保険証を保護者に取りに帰らせたり、1時間以上経過して遠く離れた府立病院に行きますか?かかりつけの医者はありますかの問いかけは論外である。
②については振りぬけたバットが目元に当たり病院に連れて行って怒る親はまずないだろう。
少なくとも私なら怒るどころか学校に感謝する。(保護者にしっかりと誰がどうしたという伝達がなされていたのか)
③についてはPTA総会で保護者の停車中のバイクにマラソン練習中の生徒に接触して生徒が怪我をする事故があったそうだが昼間の事故で対応は終わっていたのではないのか?
④忙しいが対応が遅れた正当な理由になるはずがない、それは学校側の問題ではないのか?
私の結論はこうだ、最初はあまり腫れていなかったのでは大したことがないと思っていたが徐々に腫れがひどくなり事の重大さを認識した。
もしくは救急車を呼べば警察とマスコミに連動する事を恐れたのか(学校側は否定しているが)
事故発生から報告書が出るまで3日が経過し、pta会長も教育長の耳にも届いていなかった(別に驚いた様子でもなく)というお粗末さである。

 この問題を通して保護者の皆さんにも知ってもらいたい、学校の入っている学校保険会の保険内容は入院の治療費しかでないのである。
つまり、保護者の休業保障も後遺症障害が残るような事故の保障は一切ないのである。
相手に怪我をさせた場合も同様、賠償責任は学校、もしくは加害者が負担しない場合は訴訟によって加害者や亀岡市に訴えるしかないのが現状で、被害者が高額な医療費の立替(治療費は1ヶ月遅れで入るが1割程度割り増しになっているらしい)や休業補償もなにもない。(言い方がわるいが現状ではやられ損)
新聞紙上で保護者が学校を裁判で訴えるケースがよく載っているのはそのためである。
だから市Pの最初の新旧理事会で府P推薦のこども総合保障制度の任意保険の加入を薦められるのである。
その意味がやっと理解できた。

 私がなぜ情報公開の申請にこだわったのかと言うと驚く事に防災マニュアルはあっても事故に対する連携や報告は学校の判断に任せていることに尽きる。
軽い打撲や怪我の報告まで必要ないと思うが、今回のような医者にかかって縫う怪我や病院に行くような重災害については報告義務を課すべきであると思うのである。
いじめや不登校についても同様である。
そして、起きた事を責めるよりどう対処したかを評価すべきで、むしろ重大事項の報告を怠ったり事実を捏造すれば懲罰を課すべきだと思う。
情報を共有して再発防止に努めるべきと考えるのは私だけではないはずだ。
学校の経営方針にこう書かれている『開かれた学校つくりを推進し、家庭や地域との連携を大切にした信頼される学校づくりを進める』にも関わらずPTAに知られるとうるさいとの思いを感じているのではないのか。

 偶然知る事になった市内高校の先生自殺の問題でもマスコミや府議にも一切知らされず、学校はPTA会長に対し役員だけにとどめてくれと口止めをし、教師ですら真実を知らされていない状況の中、学校は情報を一切封印しているが再発防止の検討がどうなされているのか!
(正しい情報を学校が出さないので噂が噂を呼び、はセクハラや暴力を教師が女子生徒に行い、生徒の親に訴えられたのを苦にしてと言われているが、真実は励ましのつもりで生徒の肩をポンポンと叩いただけで親が学校に苦情を申し立て、警察に被害届を出すと言う誰がどう考えても無茶な要求と分かってなぜ府の抱える弁護士をいれなかったのか、なぜ毅然とした態度をとらなかったのか親の訴えを受けどのような調べをしたのか全く闇の中である。お亡くなりになった先生の名誉回復のために学校は正しい情報を話すべきだ。先生はあと数ヶ月で学校を離れて田舎で農業をする夢があり、裁判をすれば勝つのは分かりきっているのに一体何を守ろうとしたのか?その気持ちまで踏みにじろうとするのか?故人を冒涜するにも程がある)
もちろんマスコミにも知らされていなかったが、生徒の将来の事を考えればおそらく記事にする事は難しいかもしれない、誰も真実を知っても直接自分に関係なければ関わりたくない・・・この考えが悪をはびこらせる元凶だ。
 
 こんな話しは氷山の一角だ、報告がなければうまく行っているという考えは間違っている、報告があがらない腐りきった体制に問題があるのではないのか。
私が報告書の開示を求めた理由は正しい報告がなされているのかどうか疑問を感じたからだ。
学校側の報告は一般的に見る事は出来ない、役所にお願いしても見せてもらえないから仕方なく開示請求をした。
片方だけの報告を信じる事は危険である、双方から事情を聞いて正しい情報でなければ無意味である。
誰しも自分を良く見せたいと思い悪い事は過小評価し、よい事は過大評価する傾向にある。
分かりやすくいえば強いものに弱く、弱いものに強い、逆ではないのか。
そう思いたくないのだが現実にはそう思える事が多すぎるように思う。
いかに大衆を騙すかが政治の世界であるならばなんらヒトラーの時代と変わっていないのである。
正直者が馬鹿を見るような時代にしてはならないのである。
何が私をここまで駆り立てるのか分からない、少しの好奇心と真実が知りたい、正義感からなのか?
法医学の権威上野先生が「死者の顔を眺めていると声が聞こえてくる」と言っていた、なんとなく分かる気がするのである。
何者かに言わされているように堰を切ったように言葉があふれ出るのである。

 黒塗りの数少ない文章を検証すると(個人情報に関する部分は黒塗りらしい)いくつかの疑問点が浮かぶ。
①事故発生時刻が4時30分となっているが保護者の学校からの着信暦は3時45分だと聞いている。
②バットが学校は木製といっているが被害者は金属バットという意見の食違い。
③病院に自家用車で生徒を連れて行った時系列が書かれていないので対応の遅れがわからない。
(保護者に促されて病院へ行ったと聞いている、救急ではないので待合室で40分近く待たされる)
翌日、市教委に苦情の電話と書かれているが苦情ではなく保険についてどうなっているのか尋ねた電話で苦情の電話ではない。
④2月25日〇〇の父親が〇〇の〇〇氏を伴って市教委へ抗議に出向いた。この〇〇は市P会長の井上氏と推測できるが抗議とは失礼にも程がある、相談にいったのである。
19日学校指導課担当主事に聞けばあれは抗議ではなく相談であった事を確認した。
この黒塗りの断片的な文章を見ているとまるで無茶者が無理難題を学校や市教委に怒鳴り込んでかき回しているようにとれるのである。
驚いた事に2月27日『現時点では治療の必要は認められないと言う内容であった』と報告書には記されているが現在治療中と聞いているがこれはどういう事なのか?
治癒という内容らしいがまだ腫れが残っている状態で話を飛躍させるにも程があると感じた。
この内容に関して被害者保護者は怒り心頭であった。
おそらく被害者の保護者や第三者が閲覧する事など想定外だったと思われる腹立たしい内容である。
 他にもバットが右目付近に当たった部分がクリップ部分と書かれているが断定するには何の根拠もない。
学校側の話しでは最初に当たった生徒が胴の部分で〇〇君にはクリップ部分が頭に当たったと証言したからだと言うのが根拠だそうだがバットの回転をスローモーションで見られるはずがない。
加害者生徒を本人に謝罪後帰らせたと言うのもいかがなものかと思う。
顔面が腫れ上がった顔や心配そうな両親の顔を見ればプロフの書き込み問題はなかったはずだ。
私はそれが本当の教育だと思う。
以上の点をもう一度考慮していただくように19日学校長に申し入れ(今度は抗議)をした。
 不慮の事故は仕方がないが再発防止と連携のまずさは反省すべき課題である。
学校も丸1日経っても市教委に報告しないし、市教委も連絡がストップしていた事も問題だ。
まー大した怪我じゃないのになぜそこまで騒ぐのか、失明もしていないし、死んでもいないではないか、市Pの立場を利用して大層に話しをかき回さないでほしい、教育の素人に口出ししてほしくない・・・もしこうお考えとするならば怒りを越してもの悲しい。
これらの一方的な都合の良い報告がまかり通る事に危険を感じ、再発防止につながらず不信感を持たざるを得ない。
学校内の不慮の事故及び諸問題に対する指導要綱を一刻も早く徹底してほしいものである。
HPを見れば、学校の教育指針『安全指導と安全管理を徹底し、あらゆる教育活動において生徒の安全確保に努める』
WHOセーフコミュニティー認証第一号が泣いている。
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