SSブログ

吉富村研修バス旅行 [活動報告]

この曲を聞きながら読んでいただければ効果的です。
しかし、中島みゆきさんのこの曲は名曲ですね、メロディーも歌詞も素晴らしい。
でも、岩崎宏美さんの情感のこもった歌もまた素晴らしい。
奥が深い曲で癒されます。
CIMG3216.jpg
元気プロジェクトとの手作り市で仲良くさせていただいています吉富(きっとみ)村さんのお誘いを受て14日、宮津市上世屋の里山でで暮らす「合力(ごうりょく)の会」さんとの交流会に参加しました。
バスの中は主催者代表者のノンちゃんの軽妙なユーモアあふれる名(迷?)ガイドでご覧の通り和気あいあいでした。
CIMG3247.jpg
バスの運転手さんも地域力再生の仲間で今回の企画も社長兼運転手兼企画立案という劇団ひとりのような能力の持ち主です。
交通手段は最寄りの駅がないので車かバスしかなく、バス交通も連絡があれば運行するデマンドバスでした。
いわゆる限界集落です。
CIMG3219.jpg
標高400m以上あるので結構寒かったです。
CIMG3222.jpg
参加者の中では私が最年少かも?
みなさんお元気です。
結構、山道を歩きました。
CIMG3223.jpg
素晴らしい大自然のパノラマ、昔話しに出てきそうな雰囲気があります。
CIMG3226.jpg
しばらく歩いていきますと合力の家に到着しました。
合力とは丹後地方の方言で、「手伝」「援助」を意味する言葉で子どもから大人まで力を合わせて、過疎と高齢化により耕作することが難しくなった棚田を、昔ながらの手植えや天日干しにより米作りに取り組んでおられます。
CIMG3229.jpg
古い建物を復元させたそうですが囲炉裏があり暖かいものを感じました。
CIMG3230.jpg
童話の創作意欲が湧いてきました。
CIMG3231.jpg
合力の会代表の井之ノ元さんの話しによれば豪雪地域で3mほど積雪がある時があるので雪かきに来て欲しいとの事でした。
亀岡市も災害ボランティアセンターが発足しましたので何かお役に立てることがあれば私も積極的に参加したいと思っています。
代表も元々ここに住んでいた人ではなかったそうで現在家は13戸、住人は22人と犬が3匹だそうです。
約半分がいわゆるアイターン組で明治41年と、昭和19年に大火災があったそうです。
CIMG3238.jpg
お昼の弁当は地元食材を利用した豪華なお弁当でどれひとつとってもすべて手作りで参加者はみんな美味しいと完食しました。
楽しく食事をした後は藤織り体験をさせていただきました。
CIMG3232.jpg
藤織はこの村の伝統産業です。
これが藤の木でこの木の繊維が糸になります。
CIMG3239.jpg
先生より手ほきを受けましたが飲み込みの悪い私は直接指導を受けなんとか織ることができました。
CIMG3240.jpg
ギターのネックをイメージして作りましたが、根気のなさが作品に表れています(笑)
CIMG3242.jpg
これが良い例、同じ初心者でもこうも違うものかと
CIMG3237.jpg
襖に描かれた柄にも感銘しました。
聞けば合力の家は昔こう言う建物(民家)であったそうな。
CIMG3245.jpg
散策していますと田舎の原風景がみられます。
屋根は萱(かや)葺きではなく笹葺で現在はトタン屋根で覆われている家が多かったです。
最近都会では稲の天日干しなんてみられませんもんね。
ぶらっと歩く事を道草と言いますがガイドの方に草花について色々と教えていただきました。
甘茶のつるや薬草など自然の恵みが満載です。
CIMG3250.jpg
帰り道、元伊勢神社にお参りしました。
CIMG3249.jpg
立派な立木がそびえ立っていました。
CIMG3252.jpg
この狛犬は重要文化財だそうであまり見たことがない歴史を感じさせるような狛犬でした。
狛犬を見れば作家向田邦子さんの「あ・うん」を思い出します。

昔ながらの生活の術や、四季を感じながら当たり前の事の大切さを学ばせて頂きました。
お世話になりました皆さん、楽しい勉強会をありがとうございました。
楽しく学ぶことは本当に大切な事です。

詳しい場所はコチラ→http://www.kyt-net.jp/~tangotankentai/kamiseya.htm
nice!(0)  コメント(4) 

nice! 0

コメント 4

安泰

私達ジカメにとって大切な交通機会は、ふるさとバスやコミュニティーバスですが高槻市や茨木市にほど近い東別院町の集落なんかはふるさとバスの路線が未路線ですとある集落の人はふるさとバスの路線が来てないのでバス停がある所まで数十分掛けて歩かなけばいけません市としてはふるさとバスの未路線区間の新設や延伸等の案は出ないんですか?
by 安泰 (2012-11-16 22:38) 

kochan

おっしゃる通り、過疎地にとって交通問題は大事な問題です。
ふるさとバスは政策推進室の所管になっています。
http://www.city.kameoka.kyoto.jp/suisin/kurashi/kurashi/kotsu/basu/furusato.html
つまり亀岡市の政策なので費用対効果の考えだけではなく、住民福祉の向上という観点や市民の声や地域の声も意見として聞きながらバス問題について考えています。
現在業務委託は京阪京都交通に委託していますが1台走らせるのに数千万の経費がかかり、補助金も出ていますがその多くは市民の税金によって運営しています。
低料金(100円、200円)のため大赤字でそう簡単には増便できないのが実情です。
ふるさとバスは便数は少ないのですが畑野町も運行していますので畑野町や川東地区同様、中山間地の東別院町も何らかの対策を考える必要があります。

現在、京阪京都交通のバスが走っていますが、亀岡駅まで行くのに学園大学で乗り換えし、1日数便しかなく料金もかなり高いのです。
デマンドバスや地域の力で何か移動手段を考えなければ買い物難民や病院に気軽に行けないのが実情です。

ここで、良く混同されるふるさとバスとコミュニティーバスについて簡単に説明したいと思います。
どちらも亀岡市が主体となって運営し、共に京阪京都交通に業務委託をしています。
前者は一部地域のバス路線の廃止に伴い、代換措置として通勤・通学の足を確保し、後者はJR亀岡駅を起終点として、市役所など市中心部の公共施設への移動手段を確保しています。
共に低料金で市民の足を確保していますが設置目的が違うのです。

高齢者が多いので早急に考えなければならない問題だと思います。
色々と問題もありますが、スクールバスの活用を考えるのもひとつの方法だと思います。
by kochan (2012-11-17 05:26) 

安泰

京都交通(現京阪京都交通)が山間部の赤字路線から撤退する数十年前阪急バスが東別院町に乗り入れていたのをご存知かと思いますが近い将来ふるさとバスも茨木市や高槻市の境目まで乗り入れが出来たり阪急バスとの乗り継ぎが実現するといいですねぇ~とか言ってこんな財政難の時代に国交省が市町村が運行するコミュニティーバスに免許申請の許可を簡単に出しませんよねぇ!亀岡市もふるさとバスの路線拡大の為に予算を出す訳には行きませんよねぇ、運行を委託されてるバス会社もダイヤ改正や運行路線の変更事情がありますよね。
by 安泰 (2012-11-17 20:34) 

kochan

市民からもパブリックコメントを募集したり幅広く声を集めバス交通検討委員会で修正や改良を重ねていく事と思います。

限られた予算の中ですので実現できることやすぐにはできない事もありますが、また何か気がついたことや良いアイディアがあれば教えてください。

by kochan (2012-11-17 22:43) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。