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電撃解散、久々に見ごたえあった党首討論 [日本の政治、世界の政治]

 近いうち衆議院解散総選挙がありそうだと言う空気が流れていましたが、昨日の民主、自民の党首討論は見ごたえありました。
議会では地方も含めて通告し、事前に質問内容は提出し、あらかじめ回答も用意してある(国会では官僚が考える場合が多い)のが一般的ですが昨日の野田首相と安倍総裁の党首討論はガチンコで見ごたえありました。
パフォーマンスやヤラセ的なやりとりは見ていて大体わかるのですが昨日の野田首相は迫力ありました。
うまく言えませんが腹をくくった漢(おとこ)の顔をしていたのです。

 事前の予想では自民が、早期解散を嫌がる民主に自民が迫り解散を明言させ嘘つき解散に持ち込み有利に選挙戦を図ろうとしている構図は読めていましたが、昨日は全く逆で野田総理に軍配が上がりました。
野田総理の迫力あるやりとりを見たのは初めてです。
民主は右から左までの大所帯、TPP問題や解散時期もバラバラで一つにまとめるには至難の技、議員の顔色を見て右往左往が今までのパターンでしたが昨日は良い悪いは別として野田首相が解散時期を明言し、自民に他の要求(定数削減等)を突きつける、今度は自民がたじろきすぐにすぐに決断できない理由を述べると言う予想外の展開になりました。

 これにより、16日に解散、来月4日公示16日投開票が決まりました。
にわかに慌ただしくなってきました。
16日は都知事選の投開票と同日で経費節減でき新年より新しい政権運営が始まります。
第3極政党が準備不足の間にやってしまおうと言う戦略なのかもしれません。
いずれにしても消費税の増税に向けての準備、円高是正、膨大な赤字国債に基地の移転や外交問題、原発処理に復興計画、国内の雇用問題など問題山積です。
解散時期が決まり、金融緩和期待より円がドルに対し80円台を回復(一時的かもしれませんが)したことは円高で悲鳴をあげている輸出企業にとって明るい兆しとなりました。
これ以上、国民を失望させないでください。
今度こそ新しい政権に期待したいところです。

【豆知識】
公示と告示の違い
衆議院選挙や参議院選挙の始まりは公示でそれ以外の選挙は公職選挙法により告示と言います。
(但し国政選挙でも補欠選挙は告示になります)
根拠は日本国憲法第7条 国事行為 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
(1,2略)
3 衆議院を解散すること。
4 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
つまり、天皇の国事行為として「国会議員の総選挙の施行を公示」することが定められています。

◎ゆるキャラグランプリ2012カウントダウン16日、明日締め切りです
いよいよラストスパートです!
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