民主新代表は野田氏

29日、民主党の新代表が決まりました。
私の事前予想はこうでした。
海江田氏はトップはとれても過半数を取れず、決選投票で野田氏では微妙、前原氏で逆転劇と見ていました。
海江田氏も野党に厳しく追及されての泪は国民にやわな印象を与えました。
初回投票はほぼ事前予想通りの順位。
決選投票は野田氏の逆転劇。
ま～私の下馬評は△のプラスと言った所か？
過半数は198票です。
国民人気の高い前原氏は伸び悩みました。
やはり外務大臣辞任の献金問題や、衆議院の早期解散説、野党時代の短命代表のイメージもマイナス材料だったのかもしれません。

海江田氏VS野田氏の決選投票。
以外にも海江田氏が伸び悩みました。
やはり小沢色が強いのが嫌われたのか、いずれにしても国民不在の消去法で選ばれた代表のイメージが強いのです。
前原氏も松下政経塾の先輩の顔を立てる形で収まる所におさまったのかも知れません。
決戦投票で逆転するのは歴史的にも珍しい（1956年自民党総裁選以来）のです。
野田選対顧問の岡田氏も描いた通りのシナリオとにんまりだそうな
しかし、この代表選挙も国民不在、党員不在の短期決戦でした。
政策の議論を時間をかけて交わすわけでもなく与党議員のみで国民の代表を決めるのもしっくりきません。
やはり時間をかけて国民が選んだ代表者でなければしらけてしまうのです。
消費税の増税も大切ですが、このような経済状況でビジョンもなく借金の穴埋めのための増税はさらに消費を落ち込ませるだけです。
党内融和と大連立を唱える野田新代表とマニフェスト堅持の海江田氏を支持表明した小沢グループと代表選挙の駆け引きでますます亀裂は深まったのではないかと思います。
代表が変わっても明るいマインドになれないのは何故？

それに引き換え明るい話題として室伏さんの世界陸上ハンマー投げの悲願の金メダルには感動しました。
まさに国民に支えられ不屈の精神でなしえた功績に拍手です。
室伏さんの戦う姿と情熱、そして絶え間ない努力はイチローと共通しています。
政治もこの真剣にぶれずに向き合う姿を見習わなければなりません。
きっと震災の被害に遭われた方々にも勇気と感動は伝わったことでしょう。

コメント 2

日本の政治にはどんどん無関心になるばかりです。
何もコメントしようがありませんが、今回は全く期待も何もありません。
やるべき事は山積みです。

今、政治の話されると、無気力人間のようなコメントになってしまいます。
興味がなくなったので、クイズで「21世紀の歴代首相を順に回答しなさい」なんてでてきたら、間違ってしまったり、思い出せない人がいたり。思い出したら、「あぁ～おったおった。」というレベルです。何をした人か言われても、何もしてない人です。と答えてしまいそうです。

そろそろ選挙の方法、衆議院、参議院のあり方。
大改革が必要です。このままでは何もよくならないと思うのです。

by King (2011-08-30 23:00) 

ほんとそうですね。
お互いが見返りを求めない政治を行わなければ信頼なんて得られません。

理事者は執行権がありますが議員はありません。
何でも賛成でもなく、また議員個人のパフォーマンスでもなく議会が一つになり正しく議案を審査したり、市民側にたった条例を提案しなければ定数削減や議員不要論になるでしょう。
間違っても理事者側のアリバイ作りに利用されてはならないのです。
少しでも見えない世界の活動を分かりやすく伝え、政治に興味のない人が一人でも興味をもって一緒に亀岡をよくする提案をし、活動できる仲間が1人でも増える事が私の4年間に課せられた使命だと思っています。
by kochan (2011-09-03 22:56)