政治は安定

いよいよ菅内閣が発足しました。
鳩山総理辞任後、政変の肝心な時にブログでなんのコメントもないので読者の方から「なんらかのコメントがあると思ってたけどなんで」とのお声を頂戴してます。
丁度この辞任劇の裏で障害者自立支援法が一旦廃案になったものが一部改正案としてが参議院厚生労働委員会で可決され、応能応益負担が復活していました。
正直、御用学者や加熱するマスコミ報道にもううんざり、それに自分の考えを述べれば述べるほど敵を作ってしまう事になるまもしれません。
かといって当たり障りのないコメントばかり書いていても自分らしさがない、音楽や食べる事や日常を書けば自分だけの責任で済むのである意味楽なのです。
そんな守りに入る自分が嫌なのですが、ある先輩議員に「いいたい事は当選してから言うたらええ、落選したらただのおっさんや、今は辛抱して敵を作らんようにあんまり書かん方がええで。」ともアドバイスを頂きました。
前回選挙で色々と反省点はありますが、やはり自分に正直でありたいと思います。
結婚も同じで自分の本性を隠して結婚してもダメ、いいにくい事や悪いことをはっきりと言える人間があまりに少ないから国の将来を考えずに目先の自分の権力に溺れる官僚や政治家が多すぎることが今の政治をあらわしているのではないでしょうか。
これは政権交代をしても全く変わっていない、むしろ悪くしているようにさえ思うのです。
正直、私の若い頃と比べて政治が軽く思えてなりません。
平成に変わって竹下政権から２２年間の間に首相が１６人も変わっている国は先進国の中でも日本だけで世界の中でも珍しいのです。
その中でも小泉総理が５年間の長期政権を考えると実に平均１年半でころころ責任者が変わればサミットで威勢のええこと言うてるけど次の会議にまた変わるのとちゃうか？と思われても仕方ありません。
最後に中曽根時代の元警察官僚の後藤田正晴氏のお言葉を爪のあかを煎じて呑んでほしいと思います。

どんな政治家でも大物と言われる政治家にはダーティーな部分はあると思います。
それはある意味仕方がない事かも知れませんが、情報収集して水面下でうまく動かす。
脱・官僚ではなく官僚をうまく動かす器があればよいのです。
期待をさせてひっくり返された細川政権のようにならぬように菅新代表には政治手腕を発揮し、安定した政治を行っていただきますようお願いいたします。