子どもを一人育てるのは家一軒買うのと同じ!?

　2005年のAIU生命保険会社の調べによれば、子供が生まれて大学を卒業するまでの22年間にかかる基本的養育費（食費・衣服費・小遣い）は約1550万、教育費は幼稚園から大学までオール私立では約2184万円、オール公立で約814万円（平成18年度文科相調べ）だそうです。
養育費とオール私学の大学卒業まで約3700万円、オール公立でも2300万以上なんですと・・・
みなさん知ってましたか？
知らなくてよかったです（笑）
もし、知っていたら子作りも計画的にならざるを得ません。

　そういう意味では私は3軒家を建てたようなもの、いやいや私と妻と先祖の財産や親の援助でローンを払い続けているようなものです。
たばこを吸わないからタバコ代が溜まるものではなく、酒を飲まないからといって酒代が残るわけでもなし、毎日が綱渡りのようなものです。
やはり貯蓄も子育ても計画的に考えなければいけませんね。
親元同居の独身時代が一番貯蓄できるチャンスでした。
結婚して子育てに追われ、ふと気がついたら50前になっていました。

　当たり前の話ですが、義務教育の間はまだお金もどんどん出てゆきませんが、家のローンがようやく終わる頃には大学に行くのにドカッと金が要ります。
その一番苦しい時にこの大不況ですから全くついていません。
それでも日本はまだ恵まれていると思います。
スーパーの閉店間際に行けば食べ物は安く買えますし、自由に政治についても語れます。
世界では教育を受けたくても受けられない、自由に意見が言えない、紛争で実弾が飛び交う国もたくさんあるのです。
そう思えばありがたいことではないかと思います。
貧しくともせめて心は豊かでありたいものです。