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平成20年度亀岡市PTA連絡協議会臨時総会 [教育関係]

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 1月31日AM10時より市役所市民ホールにて平成20年度亀岡市PTA連絡協議会臨時総会が開催されました。
理事者と評議員の総勢100名近く集まり府Pの分担金(会費)値上げに伴う市Pの分担金の値上げについての規約改正案が議題です。
前年度の総会にて値上げの話しがありましたが年度末に急に出た話しで議論する時間がなく、今年度理事が引継ぎをし検討を重ねてまいりました。

年額41円の値上げの内訳は
一般会計分 29円(財源確保及び体制の強化、近畿大会の積立金4円)
特別徴収金 12円(日本PTA京都大会経費として5年間の限定)

府P会費の値上げの主な理由は
①児童生徒数が減少している中、安定的な財源を確保する
②事務局など執行体制を強化し、情報発信能力の強化などを図る
③平成24年度日本PTA全国大会京都大会の開催支援経費の確保
などが主な理由で規約改正後の施行は、平成21年度4月1日からです。

 わずか年間41円の事ではありますが大切にPTA会員からお預かりした大切なお金です。
臨時総会に総会に至るまで昨年10月4日に府P会長、常任顧問を交えて理事会で経過の説明と質疑応答及び質問事項に対して文章で回答を求め、その後4度にわたり理事会本部役員会で議論を交わし臨時総会にこぎつけました。
値上げの経過の発端は平成20年3月7日に府p理事会で決定をし、同年6月12日に分担金・規約検討委員会が設置されたそうです。

 当初単Pより、単Pの2倍以上の負担金の根拠や子どもの顔の見える活動を府Pはしているのか、安易に値上げに追随する必要はない、もっと府Pも自ら経費の節減を努めるべきなどの意見もあり、各学校により値上げ分を吸収できる学校とそうでない学校があり簡単に認められるものではありませんでした。
現に京都府下一部の地域は未だ値上げに応じない地域もあるそうです。
亀岡市も一部地域同様値上げに応じない選択肢もありましたが、本部役員で検討した結果、決定事項に従い多くの地域と歩調を合わすとともに府Pのあり方について正々堂々と提言してゆける体制のほうが得策との判断をいたしました。
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 当初の総会で勉強不足の為、理事による質問があったり、評議員より当初予算の不備を指摘され補正を行うなどの出鼻をくじかれた経過がありましたので今回は本部役員一丸となり勉強と話し合いを続け万全の体制で臨みました。
経過説明の後、質疑応答も2・3ありましたが想定の範囲内での質問でしたのでうまく乗り切ることができました。
10時開会で議案は一つなので早くて30分、遅くて1時間と踏んでいましたが前者のほうでスムースに議事進行し賛成多数により可決いたしました。

 市P会長という大変な役でしたが振り返ってみれば自分自身にとってよい勉強になりました。
組織体制をを守ると言うことは規約に基づいて手順を踏まなければひっくり返されます。
かといって自由な意見が出にくいムードもよくありません。
理事者がしっかりと過去の経過や規約を頭に入れて根拠に基づいて進めなければなりません。
会長の失言は答えになるので慎重に答えなければならず、しかし答えを恐れて担当理事にまかせっきりにすれば頼りなく見えますので難しいものですね。
議員時代に質問に対する理事者の回答がいつも当たり障りのない回答にいつもじれったく思っていましたが、いざ自分が逆の体制を維持する立場になれば規約に基づいて慎重にならざるを得ない、自分の個人的な考えを抑えなくてはならないのでその大変さがわかりました。
 感情的にならずに根拠に基づいて議論し矛盾を突く、これが基本ですね。
そして、相手を追い詰めることなく思いを達成する技術(テクニック)が必要だと思いました。

 今回は前回の教訓を生かし、本部役員の後ろに理事に座ってもらい評議員の後ろに傍聴席を設けうまくいきました。
後は引き継ぎに向けての資料の整理とアドバイスがしっかりとできるようにしておきたいと思います。
会長、事務局は特に大変なので最初に役割分担し、誰もが安心して子どものためのボランティアを引き受けられるような体制のために必要性の少ない会議や充て職は見直すように申し送りをしたいと思います。
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