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議員団研修 [亀岡市議会]

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28日、議員団研修が全員協議会室で開催されました。
今回の講師は全国市議会議長会法制参事で明治大学政治経済学部講師の広瀬和彦氏
テーマは「議会運営について」
大きなテーマは3つでした。
1.政務活動費について
2.常任委員会と特別委員会について
3.議員定数と議員報酬について
でした。

テーマ1については今回、法改正により政務調査費から政務活動費に変わります。
元来政務調査費は議員の調査活動基盤の充実を図るために、平成12年に地方自治法(100条14・15項)で制度化されたものです。
交付目的に「その他の活動」が加えられ議員として地域で行う市民相談、意見交換や会議に要する経費等調査活動として認められていなかったもの等について条例で対象とすることができるようになります。
例えば私が議会だよりを発行して新聞折込を入れることは以前は認められませんでしたが、議員の広報活動として認められるようになります。
亀岡市の場合は年額18万(月額15000×12)なので1回のチラシと折込料でほとんど使うことになりますが。
自治会や商工会等が主催する新年会や忘年会等の出席要請があり経費のかかるものについては検討の余地があります。
透明性を確保しなければならず、単なる飲み会などは当然NG。
領収書を添付し市民に理解が得られるように公開するのは当たり前の事だと思います。

テーマ2については特別委員会はあくまで限定的なもので、必要がある場合にのみ設置されるべきもので目的が終われば解散するのが基本です。
特別委員会を設置し付託すれば、審査権は特別委員会に移譲されます。
但し、議運の所管事項については特別委員会に移すことはできません。
現在、亀岡市には多くの特別委員会がありますが、先生の話によりますと本来常任委員会が行うべきものであくまで特別委員会は補佐的なものであるべきとの事です。
亀岡市議会でも特別委員会のあり方について見直しを進めているところです。

テーマ3については以前は人口数により定数の上限が示されていましたが、現在では撤廃になりました。
定数や報酬問題を市民に聞けば少ないほうが良い、高すぎるとの声が大半を占めますが、議会の仕事の内容を正しく市民に伝えて解した中で議論すべきとの事でした。
定数と報酬の関係は全く関連性はなくあくまで議会費を固定化して言える事とのお話でした。
多くの市民に活動内容を理解してもらえるように議会報告会の開催日数(現在年4回)を増やす計画もしています。
議会や議員の貢献度を数値化するのは大変難しいのです。
亀岡市議会は議会のネット中継や委員会の会議録等も公開していますので全国的にも早稲田大学マニフェスト研究会議会改革度ランキングは近年上位を占めるようになっていますので是非亀岡市のhp等の情報を活用していただきまして市政に関するご意見を賜りたいと思います。

いよいよ明日4日から定例会が開会します。
衆議院選挙の公示日と日程が重なりました。
一般質問は11日からです。
詳しい日程はこちら→http://www.city.kameoka.kyoto.jp/gijichousa/shise/gikai/nitteoshirase/nitte.html
お時間ある方はお気軽に市役所8階まで是非傍聴にお越し下さい。
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