ただほど怖いものはない

　携帯やパソコンで登録された会員情報が出会い系サイトに横流しと言う事件がありました。
別に珍しい事でもなんでもありません。
最近プライバシーも個人情報も言うてる割りに全くのガラス張り状態。
若者に人気の『着メロ』『占い』『ゲーム』など無料でダウンロードできるので何の抵抗もなく取り込んでいますが、業者が出会い系サイトに情報横流しです。
もちろん高く個人情報を売っているのですが考えて見てください、無料と言えば学生がみんな喜んで飛びつきますが、無料の会社は何で利益を得ているかと言えば広告収入と個人情報の横流しにしか収入が考えられないのです。
ネットオークションやショッピングも情報漏れが怪しいもの、三菱UFJ証券も元部長代理が１４８万人の顧客情報を引き出し５万人分を名簿業者に売却した問題で流出した５万人分をの顧客に対し万円の商品券をお詫びに送ったそうな。
私なんぞホームページに住所も名前も明記しているので出会系サイトから毎日ウイルスバスターつけても数十件届きます。
毎日迷惑メールを削除するところから一日が始まるのです。
特定電子メール法（利用者の同意を得ずに無差別に大量メール発信すれば悪質な場合１００万円以下の罰金もしくは１年以内の懲役、昨年罰金の上限が３０００万に引き上げ）と言う法律がありますが実際にはざる法のいたちごっこです。
怖いのは個人情報の流出に危機感がなく慣れてしまうことです。
そんなん、何をいまさら当たり前やんと言う意識こそ怖いのです。
タダほど怖いものはないアルヨ。