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市P総会波乱の幕開け [教育関係]

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5月17日市P会長に就任して初めての総会がありました。
総会を今年度理事を中心にうまく乗り切り、懇親会が無事に成功すれば一つの山を越たことになります。
会長の能力が公の場で試される時でもあります。
冒頭19年度小島会長のあいさつ、1年間活動を通じての総括、中でも府pの値上げ問題の経緯についてすこし触れられ憂慮しているとの話、この問題について満足な説明責任がなければ20年度に持ち越すことになり物議をかもしそうなのでちょっぴり不安なのです。(まだ決定事項ではありませんがほぼ確実)
続いて副市長より市長の祝辞の代読、教育長の来賓の祝辞、来賓の紹介を経て議長を選出し、平成19年度の活動報告→部会報告→会計監査報告→母代委員会活動報告がありました。
その後質疑応答があり平成20年度の役員選出して20年度とバトンタッチ、ここで20年度会長のデビューとなります。
19年度決算で収入の部で雑収入の摘要の内訳について、そして支出の部については研修活動費についての質疑がありました。
質問のたび担当者が事務局と相談しながら合議制に基づいた結論を出し、まるで相撲の物言いのような雰囲気になります。
その間場内はざわつき異様な緊張感が生まれます。
後ろで見ていて「俺も突っ込まれたらどないしよう」という不安な自分と「くるならこい受けて立つ」と言う腹の据わった自分がいます。

 なんとか難を乗り切りいよいよ20年度にバトンタッチ、20年度役員の選出を拍手を持って承認、いよいよ会長の初デビューです。
PTAの在り方についてPTAは学校の付属機関ではなく自主独立の任意団体であり、組織が主体性を持つことの大切さ、当事者意識を共有し、それは子ども達のためになるのか?を念頭に誰もが安心して引き受け明るく元気に活動できるように変えてゆかなければならないという必要性を訴えました。
最後は保護者、学校、地域が力をあわせて頑張ろう!ということで・・・。
なんとか第一関門は通過、そして新役員の紹介、壇上に上がるまでの指示は良かったのですが、承認される前に壇上を下りるように指示してしまい失敗しました。
次に20年度の運営方針案→事業計画案→予算案、20年度母親代表委員会活動についての話の後質疑応答がありました。

 主に会議費についてと、研修活動費予算についての質問がありました。
会議費については予算を0で上げるのはおかしい(前年は0円なので踏襲して)もう一点は活動費が20年度予算があまりにも低すぎておかしいのではないかとのご指摘でした。
相談の上会議費は会場借り上げ費のかからない学校、市民ホール等を利用しかからない方向で考えている、研修活動費は項目間の流用を可とするので足らずは予備費を充当すると答えましたが初めから予備費を使う前提はおかしいと切り替えされました。
まさか私が予算案について答弁するとは想定外で面食らいました。
土俵際まで追い詰められて最後の砦は規約です。
規約第5章第16項の会計の項目で予算の補正については理事会の承認を持ってできることになっているので、理事会を開き補正を行うと答弁しました。
それに追い討ちをかけるようにある協議員より動議が出され予算案を認めることができないと総会は紛糾、動議を採択するか否かの賛否をとった所賛成30で過半数に満たず採択されませんでしたが会場に緊張感が走りました。
最終的には補正を理事会で行うに収まりましたが理事者一同当事者意識を共有することになり、あらためてチームプレーの大切さを知ることになりました。
普段、追及するほうばかりを経験していたので追求される側は初めての経験、逆の立場の気持ちを知ることができ大変良い経験になりました。

 頭がパニックになると言うより「不測の事態における危機意識を高めるための修行」と思えば盛り上がって良かったと思います。
私はピンチのあとにはチャンスありと言う言葉が大好きです、窮地に立たされれば「すべてはうまくいっている」そう思えば自然と勇気が湧いてきます。
失敗ではない経験なのだと・・・楽天的なプラス思考なんですね。
いちゃもんというより真剣に考えてくれてありがとうと言う気持ちになりました。

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なんとか総会を乗り切り早速第2部の懇親会の準備です。
懇親会なんか子どものためになるんかいな?と言う気持ちもありますが、こちらのほうも気が抜けないのです。
不備のないように最新の注意を払います。
予定の時間より準備は少し早く終わりました。
定刻通りスタートです。
難しい話が苦手な私もイベントや宴会は私の得意な分野、冒頭あいさつで総会で動議がでるという波乱の幕開けでしたが、ここは親睦を深めて子ども達のために力をあわせて頑張りましょう!
ご馳走を前にですので超手短にすませました。
次に教育長が井上会長は質問するのは慣れていますがされる方は慣れてませんのでとユーモア交えてお話いただき和やかなムードになりました。
楽しく談笑して懇親を深めることができ、飲み食いは良くないことと思っていましたが、そうでもないと認識を改めました。

 なぜなら、追及した人とも握手を交わし、うちとけることができます。
妙に腹が立つと言うよりありがとうと言う気持ちになりました。
敵対心を持たないで相手を理解し、こちらの思いも伝えることが懇親会でほぐすことができるのです。
車を実家に置いてきたので久しぶりに飲みました。
個人的な意見なら何でも言えますが団体の代表責任者として振舞わなければならない、即答を避け合議制に基づいた見解を出す・・・
いつも議会で理事者が答弁をはっきりといってくれたらよいのに・・・とイライラすることが多かったのですが逆の立場になって初めて市長の気持ちも少し分かるようになりました。
どこから見ても大丈夫な発言をしなければなりませんし、個人的な思いを先走れば大変なことになります。
色々考えさせられる1日でしたが多くの人に支えられ大変感謝しています。
特に事務局の仕事は半端じゃありません、先生の表面的にはわからないしんどさを知ることができました。
しかし、大変でしたが今大きな達成感に浸っています。
こんどは何を聞かれても答えられるように理事者一同意識を共有して望みたいと思います。

 ある勉強会で「完全主義者になるな」「自分の潜在能力を信じ人を信頼する」「全てはうまくいっていると思え」と教えてもらいました。
この3つの言葉を呪文のように唱え実践すると不思議とうまく行くのです。
みなさんもこの3つの魔法の言葉を是非活用して見てください。
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