今、政治家に求められているもの

　野々村県議の号泣会見と言い塩村都議のセクハラヤジ問題と言い、奈良県のイケメンセクハラ議員(議員辞職しましたが）と言い議員が何かとメディアを賑わしています。周囲から議会てそんなとこか、税金をこんな奴らに払うのはもったいないなどと言う声を耳にします。ダジャレや遊ぶことが大好きな私もそう言われている議員の1人かもしれません。

　最近思うのですが、まじめそうに見える人が実は裏では不真面目であったり、不真面目に見える人が実は真面目であったりどちらも同じように思える時があります。お前はどっちなんやと言われれば私の美学は一番不真面目だと思う人間が一番真面目やないかと言われたい、まっ趣味の悪いブラックジョークですね。堅苦しい世界だからこそ面白くしたい、柔らかい頭を持ちたいのです。簡単な事を難しく言うより難しいことを簡単に言う、行政はどちらかと言えば前者が多い気がするのです。だから分かりやすくシティープロモーションする事を前回6月定例会でも訴えました。こんな町に住みたい、また市民が自慢して観光客に語れるような、そんな亀岡市になってほしいと思います。

　話が脇道にそれてしまいましたが、議員の仕事は一体何？議会で質問する事や会議に出席する事や支援者の要望を聞いたり、自治会の要望を市に届けたりする、また政党活動や条例提案、視察していわゆる顔出しも大切な仕事かもしれません。
　しかし、私はそれ以前に有権者が求めているのは人間性だと思うのです。議会での発言は通告や、あらかじめ事前調整もし議場はある意味発表会の場でもあります。会議に出席するのは当たり前ですし当たり前の事をするのは仕事と言うよりむしろ作業かもしれません。私が有権者として何ら利害関係がなく一票投じたいと思うのはその人物が人間としてどうなのかという事だと思うのです。それが判断できない、又は資質に欠けると思えば投票行動に至らないのではないでしょうか。

　私の経験上若い人ほど真実を見抜く目を持っています。特に純粋な子どもの正直な一言にひやっとした事があります。絵本を読むときも一切手抜きできません、常に真剣勝負なのです。人間性を知ってもらうにはとにかく話すしかないのです。ネットの世界では書く事には限界がありますし、嘘の中から真実を探す宝探しゲームのようなものです。
　号泣会見が不評であったのは、政務活動費の疑惑に関する答えが一切語られず泣きじゃくる姿はまるで子どもが関心をひきつけるために泣くのと同じです。同じなくなら背中で泣いてほしいものです。セクハラヤジ問題も本質をそらし、都議の過去を面白おかしく取り上げ本質をそらすと言うかこれ以上やればお前の過去を暴露する的な裏取引や、売れれば良い的なマスコミの合体した臭いがプンプンするのです。私は過去の事より常に現在を見るべきだと思います。そして未来はどうするのかを考える方が大切なのです。

　昔、こんな事件がありました。医者が妻を殺し妻の過去を調べると元風俗で働いていたとかそんなことは殺人事件とは全く関係なく、まるでそんな過去にふしだらなことをしているから殺されても仕方がないような書き方に怒りを覚えたことを思い出しました。本質は殺人者が100％悪いのです。鍵をかけ忘れた家にドロボーが入ったら鍵をかけ忘れたから過失がある、ミニスカートをはいてチカンに会えば男を挑発する格好をしているからだとか言う人がいるかもしれませんが私に言わせれば本質は人の家に勝手に侵入し盗みをする、自分の欲望を満たすためにチカン行為をする奴が100%悪いのです。

　結論として、私はお互いが見返りを求めない政治を目指しています。そのためには人間性を知ってもらい、声をあげられないで困っている人を見つけてあげたいのです。それこそが議員活動の原点のような気がしてならないのです。この町で必ず私を待っていてくれる人がいる、じっとして一方的な情報発信するより、そんな思いで宝探しのように歩く事が大切だと思うようになりました。
色んな人がいろんなところで繋がっています。先祖や家業、多くの友人や私に関わってくれた多くの人達の信用や信頼の中で今の自分がある、そんな気がしてならないのです。毎日遊びの中で多くの事を学ばせて頂いています。遊びはまた戦いでもあります。

人生とは果て無く遊び続ける事だと思います。
皆さん、これを読んで人生でつまずき悩んでいる人もいるかもしれません。
はっきり言います、万人に好かれることは不可能です。
何も気にする事はありません。
一番大切な事は自分が気が付いていないだけで必要としている人が必ずいます。
私も全会一致で問責決議と言う市議会始まって以来の壮絶な経験をしました。
もちろん、ブログ上で私の書き方で誤解を招くような表現があった事については反省していますが、なぜ私だけがこんな目に合うのか、無会派だからイジメられるのか、前後の脈絡なく切り取った文章でネット上で祭りにされ、マスコミ（S報知、K新聞）も一緒になり叩かれました。その経験からネットの怖さやイジメの構造を学びました。

　その経験のおかげで東北へ震災ボランティアで学び（自分の悩みなんてばかばかしいほどちっぽけな事に気が付きました）、文章の書き方を学び(読み聞かせで私の書いた話を子どもに聞かせたいと言う夢も実現しました）、俳句教室にも通い(新聞にも投稿しています）、陶芸も初め、精神をと肉体を鍛えるためにキックボクシングジムにも通い始めました。色んな体験から新曲（きつねとたぬき）もでき、最近では傾聴ボランティアも始めました。私にとってその学びから多くの新しい価値が生まれたのです。

　どうです、人生に無駄はない、叩く人もまた私の人生(井上劇場）にとって必要な人達だったのです。それぞれの与えられた役割があるのです。唯一敵がいるとするならば多数の声に押され自分の思いを堂々と主張できなかった自分の弱い心であることに気が付きました。

心配は要りません。
大丈夫、誰でも幸せになれます。
今、あなたが幸せだと思えば幸せなのです。
幸せは人が決めるモノではなく自分が決めるのです。
現に今、私は幸せです、昨日も幸せでした。明日も幸せでありたいと思います。
人生無駄な事はありません、失敗ではなくそこから何を学んだかが大切なのです。
そう考えれば、夢をあきらめない限り失敗や負けはないのです。
私は多くの人と関わる事により色々な事を教えられました。
最後に私の大好きな言葉を贈ります。
明日死ぬと思うつもりで生きなさい、永遠に生きるつもりで学びなさい(マハトマ・ガンジー）
まずは、自分の半径5メートル以内の人をハッピーな気持ちにさせる事から始めましょう！
これでいいのだ！
久しぶりに熟成した井上節が炸裂しました

朝からしょうもないダジャレどうもすみません

　ASKA容疑者が保釈されるのは明日か(ASKA）？