SSブログ

第92回近畿市民派議員学習交流会 [活動報告]

20140820_122522.jpg
 20日、生駒市コミュニティーセンターにて学習交流会に行ってきました。最近なんか市民派と言う言葉も新鮮味がなくなり古臭くて胡散臭く聞こえます。私は市民派と言うプロ市民よりも普通のどこにでもいる一市民の代表でありたいと思います。役職やポストには全く興味がありません。デカい事をしたいと言うより小さいことを心を込めてコツコツする方が私には向いていると思うのです。
9月定例会のネタ探しと言う意味も含めて,興味のある内容でしたので久しぶりに参加しました。

 今回は生駒市議が中心となり企画していただきました。生駒市は前回ユニークな職員募集ポスターの取り組みで訪れたばかりで議会事務局に質問が掲載されている議会だよりを前回突然の訪問に対する感謝の気持ちを込めて手渡しました。
 午前中は国保医療費等適正化の取り組みを生駒市子ども健康部国保医療課の課長堀内秀格氏よりさまざまな取り組みについてのお話を聞かせて頂きました。増大する医療費、国保の値上げで各自治体も頭を悩ませていますが、生駒市では平成22年度より一般会計から法定外繰り入れなしで黒字に転換、借入金も返済し基金も順調に積み立てられるようになった取り組みについて大変興味がありました。亀岡市も値上げをしても基金の取り崩しや一般会計からの繰り入れで基金も枯渇しているので本市も是非参考になればと思いで話を聞いていました。

 厚労省の日本の人口ピラミッドを見れば、団塊の世代が全て75歳となる2025年には、75歳以上が全人口の18%になるそうです。さらに、2060年には65歳以上人口が8674万人まで減少するそうですが)やはり特定健診の未受診対策やジェネリック医薬品への取り組みが柱となっていました。また、市民との国保財政危機意識の共有にも力を入れていました。
20140820_130247.jpg
 午後からは「多治見市健全な財政に関する条例について」多治見市都市計画部都市計画課の課長代理福田康仁氏よりお話を聞かせて頂きました。全くゼロベースから単なる施策や事業の羅列ではなく、財政の裏打ちのある実効性のある計画で条例制定の経緯や総合計画との関係についての話を聞きました。

 最後の講師は「持続可能な社会を実現する地方自治・地方財政のあり方」について京都大学公共政策大学院・経済学研究科教授 諸富徹氏より話がありました。持続可能な発展のため、今後地方公共団体はどのような方向を目指すべきか先進地の事例を交えて、その理念や、政策体系自治体経営についての興味ある話をしていただきました。また、改正地方自治法で可能になった「広域連携」についての講義も受け大変勉強になりました。世話役の生駒市議の皆さん、講師の皆さんありがとうございました。
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。