東部ふれあい人権講座

　土器発掘ワークショップ参加の後、東部ふれあい人権講座に向かいました。

　目的は大好きなブルースミュージシャン山下純一さんのライブ&トークを見に行きました。何とか最後の曲には間に合いましたが、初めから聴けずに残念。山下さんは難病で目が見えず手足も不自由ですが、そのハンディーを笑いに変えて多くの人に元気を与えています。
　私が彼と初めて出会ったのは亀岡のパン屋さんで見たライブがきっかけで、当時は珍獣王国と言うバンドで活動されていました。最後の決め台詞は「珍しいものには価値がある」この言葉は今でも印象に残っています。以来、私もファンになりライブハウスやテレビで見て親しみが湧いてきました。とにかく独特の歌とハーモニカは誰にもマネができないまさにブルースです。いつか、亀岡に呼びたいと思っていましたら回覧板で見てびっくりしました。

　コンサートが終わって話をさせていただきましたが、まるで旧知の中で目が見えているように思えるから不思議です。パン屋さんでのライブの事も良く覚えていらっしゃいました。今度会うとき覚えてもらえるように「あんた誰？」と言われた時に「亀岡のセンターまつりでお会いした井上ですと写真を見せるわ……」
と言いましたが良く考えてみれば目が見えないので意味がなかったかも（笑）
とにかくユーモアがあり、ピンチをチャンスに変える発想は見習うべき点がたくさんあります。
また、「是非亀岡に来てください」と言いましたら「呼んでや」と言われました。ライブ&トークは大好評だったそうです。
　いつの日か一緒にセッションして遊んでください。