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亀岡駅北の開発はどうなるのか? [市民相談]

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前回、亀岡シティーホール前の亀岡市保有の土地(旧タイムズ駐車場跡)から駅北方面へのアクセス道路が出来ると言いましたが、亀岡駅駅北開発はどのような構想があるのかと良く市民の方から質問があります。
欧米では珍しくありませんが日本では10万都市の駅近くでこれだけ自然の残っている(規制がかかっていた為)ことはそれだけでも貴重な観光資源でもあると思いますが、やはり地権者の事を考えると景観条例同様難しい問題です。

組合施行で話が進められているとは聞いていましたが、ええがげんな根拠のない憶測の話ではいけませんので24日、都市計画課区画整理係で話を伺ってきました。
この事業主体は亀岡市ではなく、『亀岡駅北地区土地区画整理組合設立準備委員会』(関本孝一委員長)を中心に慎重に話が進められており、後に設立委員会として会議が進められると思います。
組合施行で地権者は84名、ワークショップや駅南側の追分町やまちづくり協議会等を含めた土地利用検討委員会との会議も含め合意形成ができつつあるという状況だそうです。
亀岡市の立場は技術援助や助言する立場で強制力はなく、あくまで地権者からなる設立(準備)委員会が主体となります。
現在周辺土地は市街化予備軍、特定保留フレームとして位置づけられています。
つまり、市街化区域としてスタンバイの状態で、近々上下水道の整備が行われる予定と聞いています。
おそらく、来年度あたりに市街化編入されるものと思われます。
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その気になる計画ですが現在の所、公共施設や宅地、マンションの方向で話が進められており農地は水源の等の問題もあり残念ながら現在の計画の中には含まれていないそうです。
ただし、景観に配慮し牛松山が隠れるような建物を立てないような高さ制限等の配慮はされるそうです。
キャッチフレーズは
文化香る水と緑のはなやぎ(賑わい)のまち
景観に配慮した町並みになるよう期待しています。
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King

ここまで未着手だったというのは相当稀なケースですね。
高度経済期に作られた町では絶対に出来ない機会がここにあるわけです。
ここに、1つはランドマークになる建物があってよいと思います。それが、結果的に、付加価値にも繋がると思うのです。

日本の都市計画も21世紀に入って、ようやくランドスケープという観点が入るようになりました。”規制”という言葉はあまり好きではないですが、建築物も自然も両方が映えるような町並みになる事を期待します。高さだけでなく、色彩などの配慮はもちろん…。

100年後により付加価値が出るような街づくりにしてほしいと思います。
私は開発賛成ですが、”安売り”だけは絶対にしてはなりません。建築物の配置など、面的な整備でなく、立体的な整備にも専門家を交えて議論いただきたいです。

by King (2011-08-28 02:12) 

kochan

節操のない開発や家が建つだけではつまらないですね。
エリアを決めたまちづくり、これぞ亀岡みたいなものができたらいいのにね。
せっかくの貴重な土地なので自然と調和した町並み、コスト重視だけではない循環型、クリーンエネルギーのお手本のような50年先、100年先に誇れるまちづくりができればと思います。

私は近代的な駅舎と一面広がる田園風景のコントラストが好きですが、地権者の事を考えるとそうもいってられません。
単なるどこにでもある建売住宅では芸がないですからね。
by kochan (2011-08-28 02:21) 

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