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望まれる所で役に立つ [おっちゃんのぼやき]

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(ええぞ、なにわのおばちゃん!その通りや)

先日、某新聞の片隅で「日本シンクロの母」の考えさせられる記事が載ってたんや。
井村雅代さんと言えば、日本にオリンピックでシンクロのメダルをもたらし、日本をトップレベルに育てた優れた指導者。
たぶんみんなも知ってるやろ、俺なんて小谷ミカリンの現役時代から知ってる。
一見怖そうなおばちゃんやけど、優しそうな一面も感じてるんや。
その優れた指導者がある日突然2006年に隣国中国のヘッドコーチに就任するや否や「裏切り者」の大合唱
俺もそう一瞬思った。

でもね、別の見方をすれば日本の指導力が認められったって事、サッカーの監督なんか見てもわかるように外国人の監督なんて珍しくない。
つまり、日本人の悪い癖で自分にとって都合のええように短絡的に判断してしまうんやね
人間銭金の奴もいるやろけど、必要とされている方を優先するのとちゃうかな。
野球の選手だってそうやと思う。
その球団で必要とされていなかったら、必要とされている所に行くのは普通とちゃうかな。
井村さんが中国に渡っている間、中国の大躍進は言うまでもなく、監督の指導と選手たちも生活や国の威信をかけてそりゃ必死の日本人以上の努力をした結果やと思うで。
立派な人やと思う。

日本はその間メダルはおろか12年のロンドン五輪の出場すら危ぶまれている状態や。
そんな中、井村さんは契約の切れた中国から帰国し、「肩書きはどうでもいい、日本の力になりたい」との思いで再び選手の強化に務めてきたら日本水連からの通達は遠征に帯同しない国内支援コーチで、理由は指導者の若返りだと・・・。
水連もあほちゃうかと思う。
井村さんの言葉は深い「望まれている所で役に立ちたい」といういたってシンプルな考え、俺も異議なし。
「自分の力を発揮できる所は、日本じゃなかった。役に立てる場所に行くことが、元気でいられる、自分らしい人生を送れるとおもった」逆風なんて思ってないですよと笑った・・・と結んであったんや。
こんなこと言わせるなよな~。
これは単に水泳だけの話やないで、ノーベル賞受賞者だって日本人がなんで海外に行ってしまうのか?
すべて、この井村さんの言葉が物語っているんとちゃうかな。
大きなヒントが隠されている深いお言葉やった。
たぶん俺と気が合うやろな、言葉に友達光線がでています。
井村さん、俺はあなたが正しいと思います、俺が生徒ならついていきます、いや、根性ないへたれやしついていけんかも(笑)
二八市でもいっしょ、手作り市の出店者が亀岡以外の出店が多いので亀岡市もよそから店を呼んでくるのは地域の活性化につながらないという考えであればそれは大誤算です。
古臭い今までの日本人の考え方と同じです。
よそからの人を亀岡に招いて亀岡の良さを宣伝してもらうと言うあつかましい逆の発想がもてんのかいな。
選挙とて同じ、「議員に立候補したいのなら自治会長を10年くらいやって地域に奉仕してからや」とある年配の市民に言われました。
それじゃー定年してから自治会長を引き受けて10年後なら60台の半ばからで立候補し、仮に当選しても、あと何年仕事が出来るんやという話。
高齢者の代表で色々提案する、もちろんそういうパターンもありですが、個人的には体も頭も社会経験も踏まえた絶好調なのが50代~60前半だと思っています。
私の感覚では遅すぎるのです。

俺が内閣総理大臣ならやったら井村さんを日中友好大使なんかに是非任命したいね。
はっきりものをいわはるし、中国にも好かれて両国の実績あるし、適任とちゃうかな。
その国に愛されるって事はその国の事を理解されているんやと思う。

どや、日本のお偉いさん、耳の痛い話とちゃうか。
とりとめのない話ですまんの~、でもこの話の中に真実が隠されている気がするんや。
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